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~ICT機器&AI機能を活用した独立型事業所の実践例~
近年、ケアマネージャーの業務はますます複雑化し、限られた時間で多くの書類作成や関係機関との連絡調整を行う必要があります。そんな中で注目されているのが、ICT(情報通信技術)機器とAI機能の活用です。
この記事では、独立型の居宅介護支援事業所を運営する筆者が、実際に導入して効果を実感した5つのICT機器と、その活用法・メリット・反省点を紹介します。
ノートパソコンは在宅ワークや訪問先でも使えるため、最も効率化に貢献した機器です。
介護ソフト「カイポケ」との相性が良く、インターネット環境があればどこからでも利用者情報やケアプランにアクセス可能。さらに、FAXや紙書類をPDF化して保存できるため、物理的なファイル管理から解放されます。
スマートフォンは単なる連絡手段ではなく、現場の情報ハブとして機能します。
事業所では「LINE WORKS」を導入し、職員間のチャット、スケジュール共有、年休申請などを一元管理。また、カイポケアプリで利用者情報をすぐに確認でき、Googleドライブによる画像共有、e-FAXアプリによるFAX送信も可能に。これにより、移動中でも必要な対応がスムーズになりました。
サーバーとネットワーク機器は、事業所のICT活用の心臓部です。
職員は自宅からでも事務所の共有フォルダにアクセスでき、FAXや利用者ファイル、カイポケのデータを確認できます。セキュリティにも配慮し、情報漏洩のリスクを最小限に抑えています。
複合機をリースする代わりに、e-FAXとスキャナーを採用。
FAXで届いた書類は即PDF化してデータ管理し、過去のFAXも検索可能に。紙の整理や郵送作業が減り、在宅ワークでも必要な書類を瞬時に送受信できます。これにより、「休日や早朝に事務所へFAXを確認しに行く」という負担から解放されました。
電話回線、ルーター、Wi-Fiは業務の生命線。
事業所では、職員の自宅にもWi-Fi環境を整えるため手当を支給し、希望者にはポケットWi-Fiを貸与。これにより、在宅ワークと訪問業務を組み合わせた柔軟な働き方が可能になりました。
移動時間とストレスの削減:FAX送受信や書類確認のためだけに出勤する必要がなくなった。
書類整理の負担軽減:PDF化によってファイリング作業が不要に。
迅速な情報共有:訪問中でもスマホから必要なデータにアクセス可能。
職員の習熟度の差:ICTに不慣れな職員は導入時にストレスを感じやすい。
変化への心理的抵抗:新しい機器やシステムはワクワクより不安が先行する場合も多い。
無駄な投資の経験:電子署名システムを導入したが、使われず契約終了。
既存のやり方との共存:紙ベースを好む職員には無理に電子化を強要しない方針へ転換。
そして、もう一つの活用術がAI機能の活用です。その中でもおすすめな機能が『NotebookLM』です。
「情報収集の時間を劇的に短縮したい」「膨大な資料を効率よく整理したい」——そんなニーズに応える次世代AIツールが、Googleが開発した**NotebookLM(ノートブックLM)**です。最新AIエンジン「Gemini 2.0」を搭載し、独自データを学習できる“自分専用AI”として注目を集めています。本見出しでは、NotebookLMの機能や活用方法をわかりやすく解説します。
Google開発のAIアシスタント
NotebookLMは、Googleが提供する革新的なAIツールで、情報収集・整理・リサーチの生産性を飛躍的に高めます。
独自データを学習できるAI
PDF・テキスト・音声データなどをアップロードすることで、自分専用のAIを作成可能。社内マニュアルや会議録、勉強会などの研究資料の整理に最適です。
Gemini 2.0搭載
高性能AIエンジン「Gemini 2.0」による高度な検索・要約機能を実現。
3パネルUIで直感的操作
左パネルにソース(データ)、中央パネルにチャットエリア、右パネルにスタジオ(メモ・音声)が配置され、情報整理がシンプルに。
無料で利用可能
基本機能は無料。上限を拡張したい場合は有料版「NotebookLM Plus」にアップグレード可能です。
引用元リンク付きで信頼性◎
回答はソースに基づき引用元リンクを表示。AIの「ハルシネーション(虚偽情報)」を抑制し、信頼性の高い回答を得られます。
PDF、テキスト、Markdown、音声、Googleドキュメント、YouTubeリンクなど幅広い形式を対応。
最大50件のソースを登録でき、包括的なリサーチが可能。
質問に対し、引用元付きで回答。
ブリーフィングドキュメントやFAQ自動生成、学習ガイド作成、マインドマップ化など学習・研究に役立つ機能を提供。
重要な情報を右パネルに保存し、後から参照可能。
データの要点を音声で確認可能(主に英語対応)。
ダウンロードして移動中に聞けるため、インプット効率が向上します。
・各種勉強会やミーティングの議事録に活用できます。
・必要な書類をまとめて新たなテキストを作成できます。
生産性向上:調査・整理時間を大幅短縮。
信頼性確保:引用元が明示され、安心して利用可能。
柔軟性:モバイルアプリ対応で外出先でも利用可能。
拡張性:有料版ではデータ上限が5倍、業務用途にも強力。
NotebookLMは、Googleが提供する次世代AIリサーチアシスタントです。
独自データを学習させ、膨大な情報を瞬時に要約・整理し、引用元付きで信頼性のある回答を提示。学習や研究はもちろん、業務の現場でも強力なサポーターとなります。
無料版でも十分活用できるため、「情報収集に時間をかけすぎている」と感じる方は、まずはNotebookLMを試してみてはいかがでしょうか。
ICT機器を効果的に導入することで、ケアマネージャー業務は大幅に効率化できます。ただし、**「全員が同じスピードで使いこなせるわけではない」**という前提を理解し、導入計画や教育体制を整えることが重要です。
筆者の事業所では、朝は在宅ワークでスタートし、午前の訪問、事務所での職員とのコミュニケーション、午後の訪問後は再び在宅ワークへというハイブリッドな働き方を実践中。職員の満足度も高く、業務の質も向上しています。
直近の取り組みとして、書類作成(特に議事録や会議録など)にAIを導入することで、爆誕で業務改善が出来ています。
これからICT機器を導入しようと考えている方は、ぜひこの5つの戦略を参考に、自事業所に合った形で取り入れてみてください。(ちなみにこの記事もAI機能で製作時間10程度で作成しています)
介護サービスを利用するうえで欠かせない存在――それがケアマネージャー(介護支援専門員)です。
「良いケアマネージャーに出会えたら、介護生活がグッと楽になる」
そう感じているご家族は多いのではないでしょうか。逆に、なかなか相性の合うケアマネージャーに巡り会えず、ストレスを抱えてしまうケースも少なくありません。
この記事では、ケアマネージャー歴10年以上の経験から、「理想のケアマネージャーを選ぶ3つのポイント」をお伝えします。これから介護サービスを使う方、今の担当に不安を感じている方、ぜひ参考にしてください。
目次
ケアマネージャーは、利用者が自立した日常生活を送れるよう、公正中立な立場で支援を行います。
具体的には次のような業務を担っています。
介護保険の申請代行や各種手続き
介護サービスの提案とケアプランの作成
利用者・家族・介護サービス事業者との連絡調整
医療・福祉サービスを総合的に判断しマネジメント
つまり、「介護の司令塔」とも言える役割です。ここで信頼できる人に出会えるかどうかが、その後の介護生活の質を大きく左右します。
方法はいくつかあります。
市区町村役所の事業所一覧表から探す
自宅近くの居宅介護支援事業所をリストアップできますが、出会いは運次第。
地域包括支援センターから紹介
要支援認定時はセンターがケアプランを作成します。区分変更後も担当できる事業所を紹介してくれる場合も。
ネット検索(ワムネットなど)
厚生労働省の公式サイトで事業所の概要やスタッフ数を調べられます。
医療機関からの紹介
かかりつけ医や大病院の地域医療連携室の相談員は地域の情報に詳しいです。
友人・知人の紹介
実際に介護経験のある人のおすすめは信頼度が高く、人気ケアマネは口コミで広まることが多いです。
利用したい介護サービス事業所から紹介
デイサービスなどを先に決め、その運営法人のケアマネを紹介してもらうパターンです。連携のしやすさが魅力。
探す方法は色々ありますが、ここからが本題。では、どうやって「理想のケアマネージャー」を見極めるのか?
これが最重要条件です。
介護の現場では、利用者や家族が抱える悩みや不安は一人ひとり異なります。話を最後まで聴かずにサービス提案をするのではなく、想いに耳を傾け、必要に応じて質問し、気持ちを受け止めながら一緒に考えてくれる。
そんな姿勢があるかどうかが、信頼関係を築く第一歩です。
話を「聴く力」と「引き出す力」、この2つを兼ね備えたケアマネージャーは本当に貴重です。
ケアマネージャーになるには、医療・介護・福祉分野の資格(看護師、介護福祉士、社会福祉士など)が必要です。
この基礎資格や経歴を知ることで、その人の得意分野や強みが見えてきます。
看護師資格 → 健康管理や医療との連携に強い
介護福祉士資格 → 介護全般の相談に幅広く対応
社会福祉士資格 → 制度横断的な支援に詳しい
主任ケアマネ → 豊富な知識と経験を証明
福祉住環境コーディネーター → 住環境や福祉用具に強い
事前にプロフィールをチェックできる場合は必ず確認しましょう。
最後に大切なのが行動力とスピード感です。
「頼んだのに動いてくれない」という不満は、利用者や家族からの苦情で最も多いものです。
特に、デイサービス併設の事業所で「変更を嫌がるあまり対応が遅い」ケースもありますが、ケアマネージャーはあくまで公正中立であるべきです。
依頼への反応が早く、柔軟に動いてくれる人こそ、信頼できるパートナーになれます。
ケアマネージャーも人間ですから、性格や相性の合う・合わないはあります。
初回面談だけで全てが分かるわけではありませんし、最初は手探りでも、徐々に信頼関係が深まることも多いです。
私自身、「頼まれごとは試されごと」という気持ちで、どんな依頼にも全力で対応してきました。介護は短距離走ではなくマラソンです。
だからこそ、焦らず、長い目で、そして少し優しい目でケアマネージャーと関係を築いていくことをおすすめします。
介護生活は、良いケアマネージャーとの出会いで大きく変わります。
もし今の担当が合わないと感じたら、遠慮せず変更も視野に入れてみてください。
そして、自分や家族にとって「話を聴いてくれる」「得意分野が合っている」「動きが早い」――この3つを満たすケアマネージャーに巡り会えるよう、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
医療機関・各地域包括支援センター・介護事業所様宛
新規受け入れのご案内
指定居宅介護支援事業所イデアidea
要介護認定(要介護1~5)をお持ちのかたへ
「介護サービスを使いたいけどケアマネジャーを探している」
「退院後、自宅に戻るのが不安…」
「区分変更を予定しているが、暫定でサービスを継続したい…」
“Introducing Idea — Compassionate care, always by your side.”
そんな利用者様の不安に
「指定居宅介護支援事業所イデア」が支援します
“We provide support to our clients through professional and appropriate care management.”
ideaイデアつ い て 紹介 “We would like to introduce our organization, Idea.”
その(壱)那覇市久米にある独立型の居宅介護支援事
その(弐)ケアマネジャー5名(主任ケアマネ2名)が在籍
その(参)ICT活用による迅速かつ柔軟な支援体制を構築
その(四)地域の医療・介護との豊富な連携実績
お問い合わせについて
指定居宅介護支援事業所イデア(合同会社広至)〒900‑0033 沖縄県那覇市久米1‑8‑15‑1F
TEL:098‑863‑2700 FAX:098‑863‑2701 担当:管理者 屋比久まで
今回、「労務トラブル発生の対応について」と言うタイトルで研修に参加してきました。主にハラスメントへの対策ですが、その内容についてまとめました。
※弁護士への相談内容についてはどのような内容が多いか?
講師による、弁護士の先生によると、「労務トラブルの相談内容について、8割から9割の相談が、パワーハラスメント(以下、パワハラ)であること。その他の相談ではセクシャルハラスメント(以下、セクハラ)であること」と、話されていました。
※訴訟問題のほとんどは示談で解決されることが多い
裁判所に持ち込まれる訴訟の件数は何百とあるそうですが、「パワハラの訴訟の中で判決が出るのは、一年間で1件から2件程度」だと話されます。ほとんどが、示談で解決される事例が多いと話されていました。
大切なことは「お互いがお互いのことを考えることでハラスメントによるトラブルを防ぐことが出来るのではないか?」と問題提起されていました。
※ハラスメントの現状とは
ハラスメントの現状について調べてみました。
(以下、引用)
ハラスメントの現状について、日本では労働環境において様々なハラスメントのケースが報告されています。パワハラスメント(職場での力関係の不均衡を利用したいじめや嫌がらせ)やセクシャルハラスメント(性的嫌がらせ)は広く知られていますが、近年では「カスタマーハラスメント」(顧客から従業員への迷惑行為)や「マタニティハラスメント」(妊娠や育児を理由とした嫌がらせ)も社会問題化しています。企業はこれらの問題に対する対策を強化し、ハラスメントの予防や解決に取り組んでいますが、依然として多くの事例が報告されています
※ハラスメント関連にたいする法整備の意味について
研修の中で、ハラスメンに対して法制化したことに対する効果を挙げていました。具体的に言うと、ハラスメントに対する基本的な罰則はないが、法制化したことで「パワハラの定義」ができたことが一番重要だと話します。
パワーハラスメント(パワハラ)の定義とは、
「職場において優位な立場にある者が、その権力や地位を利用して弱い立場の者に対して不当な扱いや嫌がらせを行う行為」 です。
※ハラスメントの具体的な例として
具体的な例としては、次のような行為が含まれます:
これらの行為は、労働環境を悪化させ、被害者の健康や生活に深刻な影響を与えることがあります。パワハラの被害を受けた場合は、速やかに信頼できる上司や人事部門に相談するなど、適切な対策を講じることが重要です。
※そのほかにもあるハラスメント
その他にも、最近では不機嫌ハラスメント略して「フキハラ」なども理解が広まっています。
「不機嫌ハラスメント(フキハラ)」という用語は公式なものではありませんが、一般的に理解しやすい概念です。これは、職場や家庭、友人関係において特定の人が常に不機嫌な態度を示し、その結果として周囲の人々にストレスや不安を与える行為を指します。不機嫌さを長期間にわたって示し、その場の雰囲気や他人の気分を悪化させ、業務や人間関係に悪影響を与えることから、ハラスメントとして捉えられるケースもあります。
職場では、不機嫌な態度を頻繁に示す上司や同僚がいる場合、周囲の社員が働きづらくなることがあります。家庭内でも同様に、いつも不機嫌な家族がいると、家庭の雰囲気が悪化し、心理的な圧力を感じることがあります。このような状況が続くと、精神的な健康に悪影響を及ぼすことがありますので、早期に対策を講じることが重要です。
以下、セクハラなどの解説も研修で続きましたが、今日はここまで(汗)。私にとって耳が痛い話ですが「立ち居振る舞いを気を付けること」を常に意識づけることが大切と感じました。
イデアでは「ハラスメント」を許しません。一番の示しを自分に課しながら他の職員に周知することで働きやすい環境を整えます。
今回、主任介護支援専門員更新研修へのカリキュラムで採用されているトピックが『適切なケアマネジメント手法について』となっています。
研修に参加する中で、学びとなった部分をブログ記事として紹介します。初めに、「適切なケアマネジメント手法」とは?その概要を説明します。
「適切なケアマネジメント手法」とは
「適切なケアマネジメント手法」とは、要介護高齢者本人とその家族の生活の継続を支えるために必要な支援内容を体系化したものです。
これは、先人たちの知識と実際の状況から得られた知見を体系化し、ケアマネジメントや多職種が効果的な支援を行う上で必要な視点を取り入れた、**科学的な根拠に基づく「仮説」**とされています。
目的と基本的な考え方
この手法は、ケアプランにそのまま位置づけることを想定しているのではなく、インテークやアセスメントの際に「あたり」(初期の仮説)の精度を高め、多職種連携時における情報共有のツールとして活用することを目指しています。これにより、重要な視点や情報の抜け漏れを防ぎ、ケアマネジメントの水準を一定以上に保つことが期待されます。
主な構成と支援の視点
「適切なケアマネジメント手法」は、主に以下の3つの基本方針と、それぞれに紐づく中項目、そして具体的な「想定される支援内容」で構成されています。
Ⅰ 尊厳を重視した意思決定の支援
ジャーナリストの池上彰氏をして「驚異的」と言わしめる読書量を誇る佐藤優氏をご存知でしょうか?
彼は月に平均300冊、多い時には500冊以上の書籍に目を通し、さらに複数の新聞や雑誌まで読みこなしています。
毎月90本近くもの原稿締め切りがある中でこの読書量を維持していることは、まさに超人的と言えるでしょう。
佐藤氏は、最初からこのような大量の読書ができたわけではありません。試行錯誤の末に**「熟読」と「2種類の速読」**を使いこなすことで、膨大な情報を効率的に吸収する術を身につけました。
その読書術は、ベストセラーとなった著書『読書の技法』で詳しく解説されています。
彼の膨大な読書量は、読書がもたらす様々なメリットを最大限に追求し、活用するための実践そのものです。
今回は、佐藤優氏の読書習慣を紐解きながら、読書が私たちにもたらす計り知れない恩恵について深掘りしていきます。
目次
佐藤氏が実践する読書術の核は、「熟読」と「2種類の速読」の使い分けにあります。これにより、情報の深度と速度を両立させ、多忙なスケジュールの中でも驚異的な読書量を実現しています。
このバランスの取れた読書アプローチこそが、彼が多様な知識を吸収し、それを自身の思考や執筆活動に活かす基盤となっています。
佐藤氏の読書実践は、以下の9つのメリットを私たちに示唆しています。この読書と言う体験はプライベートな体験のみならず『ケアマネジャー』としての業務にも大きく役立ちます。
インターネット検索は手軽ですが、著者の生き方、詳細な経験、そしてそこから導き出される深い人生に関する情報は、やはり本でしか得られません。
言葉の意味を単に知るだけでなく、物事の背景や本質を深く理解するためには、著者の思考が凝縮された本を読むことが不可欠です。
インターネット上の情報は玉石混淆であり、その信憑性には常に注意が必要です。一方、書籍は編集者や校閲者によるチェックを経て出版されるため、一般的に情報源としての質が高く、信頼できます。
情報過多の現代社会において、質の高い情報を見極め、吸収する上で読書は非常に重要な役割を担います。
読書を通じて、普段使わないような洗練された言い回しや表現に触れることで、自然と文章能力が向上します。
また、語彙や表現の幅が広がることで、自分の考えや感情をより的確に、そして豊かに相手に伝えられるようになり、結果として会話力も向上します。
知らなかった漢字や言葉に出会うたびに調べることで、着実に知識が身につき、語彙力が増していきます。
豊かな日本語表現に触れることで、「伝えたいことがあるのに、うまく言葉にできない」というもどかしさから解放され、表現の自由度が格段に高まります。
読書は、知らなかった知識や教養を「芋づる式」に習得できる最高のツールです。例えば、ある分野の本を読み始めると、そこから派生する関連知識にも興味が広がり、多角的な視点から物事を捉える力が養われます。
これにより、新たな興味の扉が開き、時には自身の生き方や価値観が変わるきっかけとなることもあります。
本の文章や単語から、登場人物の感情、背景にある情景、そして物語の展開を想像する機会は、日常生活において他者の心情を理解し、共感する力へとつながります。
読書は、私たちの内なる想像力を刺激し、共感力を高める訓練の場となります。
本の中には、現実では体験できないような世界や、過去・未来の様子が描かれています。
これらの物語や考察に触れることで、斬新なアイデアや問題解決のヒントが得られることがあります。読書は、自分の世界を広げ、思考の枠を広げる手っ取り早い方法の一つです。
読書で得た多様な知識は、友人や同僚との会話の素晴らしい話題となります。本に関する情報交換や意見交換を通じて、新しい発見があったり、議論が深まったりと、会話がより豊かで楽しいものになります。
意外に思われるかもしれませんが、読書には優れたストレス解消効果があります。短時間の読書でも、日常の喧騒から離れて物語や知識の世界に没頭することで、リフレッシュ効果やリラックス効果が期待できます。
佐藤優氏のような多読家が、なぜこれほどまでに読書に時間を費やすのか。それは、読書が単なる情報収集にとどまらず、知識を蓄積し、世の中を深く読み解き、そして新たな価値を生み出し続けるための「知の源泉」であることを知っているからです。
私たちも、佐藤氏の読書術や読書がもたらすメリットを参考に、日々の生活に読書を取り入れてみてはいかがでしょうか。きっと、あなたの世界がより豊かに、そして深く広がるはずです。
yabiccho-san.com/教養を得るには【まとめ記事】|現代人のための
「実家に帰ったら、物であふれ返っていた」「親が片付けをしようとしない」――そんな悩みを抱える中高年世代に向けて書かれたのが、平松類著『老いた親はなぜ部屋を片付けないのか』です。
老親の片付けられない理由を医学的・心理的・社会的な視点から丁寧に解き明かし、「怒らず」「焦らず」「無理させず」対応するためのヒントが詰まった一冊です。
介護や終活、実家の片付けに悩む人にとって、親子関係を見つめ直す貴重な手がかりとなる本書を紹介します。
なぜ老いた親は部屋を片付けないのか?
※認知機能の低下と“見えないごみ”
高齢になると、視力や判断力が衰え、「モノがある」ことに気づきにくくなる。
本人は「散らかっていない」と思っていても、実際には危険な状態であることが多いのです。
※思い出の品を手放せない心理
モノには記憶が宿ります。特に戦後を生きた世代にとって、「捨てること」は「大切なものを失うこと」。
そのため、「もったいない」「また使えるかも」という心理が強く働きます。
※“支配される”ことへの抵抗感
子ども世代から「片付けて」と言われると、まるで命令されているように感じ、反発してしまうケースも。
これは“自立”を守るための自然な心の反応でもあります。
【まとめ】親の「片付けられない」には理由がある
『老いた親はなぜ部屋を片付けないのか』は、単なる「実家の片付けマニュアル」ではありません。
高齢者の心理や身体の変化、そして親子関係の機微をやさしく解きほぐしてくれる一冊です。
読後には、片付けの悩みだけでなく、「親の老い」にどう向き合うかを深く考えさせられるでしょう。
※もっと詳しく内容を知りたいかたはココ(↓)をクリック※
適切なケアマネジメントの実践とは
今年度は、介護支援専門員の資格を更新する時期になっている私ですが、現在、主任介護支援専門員更新研修に参加しています。
研修の講義の中で、主題になるのは「適切なケアマネジメント」についてです。
今回、「適切なケアマネジメントの手法」について概要と要点をまとめます。
適切なケアマネジメントとは?
適切なケアマネジメントとは、介護保険施行から25年が経過しますが、その中で、ケアマネジャーは、アセスメントを通して、利用者の意思や生活背景を尊重し、ケアプランを作成し自立支援を目的とした支援を行ってきました。
心身の状態や生活環境を多面的に把握し、課題とニーズを明確化。その上で個別性のあるケアプランを作成し、多職種と連携してサービスを調整・実施しますが、新人のケアマネジャーとベテランのケアマネジャーのアセスメントによる分析力ではおのずと差が生まれてしまいます。
適切なケアマネジメントとは、ケアマネジャーの知見を元に「基本的なケア」と「疾患別ケア」に分けて、情報収集のしかた(あたり)を示した内容になっています。
言ってみれば、「ベテランの言語化できない(なんとなく)な情報収取の仕方」を、マニュアル化してしまうという取り組みです。
そのために、学ぶべき科目と要点は膨大な数になります。言ってみれば、25年、現場で積み上げてきた先輩ケアマネジャーの「知見」を言語化した内容とも言えば納得できる内容です。
とても学びのある研修です。この後も引き続き、研鑽を積んで行きたいと思います。引き続き介護支援専門員研修は続きます。
「しんどさの正体」ミッドライフクライシスとは?
人生の折り返し地点を過ぎたとき、多くの人が理由のわからない「しんどさ」や「不安」に襲われる。そんな感情の変化を感じたことはありませんか?この不安の感情の乱れを「ミッドライフ・クライシス」と呼びます。
鎌田實氏の著書『ミッドライフ・クライシス~80%の人が襲われる”しんどい”の正体~』は、医師としての豊富な経験と、自身の人生を通して得た知見をもとに、この現象の正体を明らかにし、乗り越えるためのヒントを与えてくれる一冊です。
鎌田實氏の著書『ミッドライフ・クライシス~80%の人が襲われる”しんどい”の正体~』の概要について
本書はまず、「ミッドライフ・クライシス」が単なる気の持ちようではなく、誰にでも起こりうる人生の転機であることを教えてくれます。
特に40代後半から60代にかけての時期は、体力の衰え、仕事上の転換、家庭での役割の変化、親の介護や子の独立といった、多くのストレス要因が重なりやすい。鎌田氏は、こうした変化が心に与える影響を見逃さず、具体的な事例を通じて読者に寄り添います。
今回、『ミッドライフ・クライシス~80%の人が襲われる”しんどい”の正体~』を紹介する理由として、介護をされるご家族に知っていて欲しい1冊として取り上げました。
印象的なのは、「しんどさ」から逃げるのではなく、それを通して「自分にとって本当に大切なもの」に気づいていく姿勢です。
ミッドライフ・クライシスとは「第二の思春期」
鎌田氏は、ミッドライフ・クライシスを「第二の思春期」とも表現し、これはむしろ自分の生き方を再定義する好機だといいます。そのためには、まず自分の感情に正直になり、無理に強がらず、時には「助けを求める」ことの大切さを説いています。
また、本書では「孤独」と「つながり」の問題も深く掘り下げられていることも特徴の一つです。現代人は情報過多でありながら、心のつながりが希薄になりがちです。
ミッドライフ・クライシスの正体とは「社会的な孤立」だった?
中年期に感じる喪失感や虚無感は、実は「社会的な孤立」から来ていることもあると説明します。
この世代の方には、ご自身の親のお世話を経験されているかたも多いと思います。時に閉鎖的な空間と時間の中で精神的な負担は計り知れないと思います。
「ミッドライフ・クライシス」という言葉を知っているだけで、症状が当てはまるなら、一度、立ち止まって自分を省みても良いと思います。
鎌田氏は、地域社会とのつながり、ボランティア活動、趣味や仲間との交流などを通じて、「再び人とつながること」がこの時期を乗り越える鍵だと説きます。
さらに、医師ならではの視点で「体と心の関係」にも触れているところも注目です。加齢による体力やホルモンの変化は、精神面にも影響を与えます。
そのため、運動や食生活の改善、適度な休息も、メンタルの安定には不可欠だと述べる。身体の変化を「衰え」として否定的にとらえるのではなく、「これまでよく頑張ってきた証」として肯定的に受け入れる姿勢が大切だと強調しています。
具体的なアドバイスを示してくれる本
本書は、ただ「こうすればいい」と安易に処方箋を提示するのではなく、読者一人ひとりが「自分のしんどさ」と真剣に向き合い、それを通して自分の人生の意味を見出す手助けをしてくれます。鎌田氏の言葉は、どこまでも優しく、時に厳しく、読む者の胸に響きます。
ミッドライフ・クライシスを避けられない苦しみではなく、「新しい人生の扉を開くための入口」としてとらえ直す。この視点を持つだけでも、私たちの心は大きく軽くなるはずです。人生の中間点を生きるすべての人に、本書を静かに、しかし力強く薦めたい1冊です。
今後、介護世代のかたに対して、おすすめの本なども紹介できればと思います。引き続きよろしくお願いいたします。
【さらに詳しく内容を知りたい方に】
https://yabiccho-san.com/wp-admin/post.php?post=1526&action=edit
沖縄では、あっという間に梅雨の時期も終わり早くも真夏本番です。最近は、灼熱の太陽と白い雲。そして、どこまでも広がる青空に心癒される日々を送っています。
季節の移り変わりとは関係なく、イデアでは介護支援専門員として、地域包括支援センター及び各指定居宅介護支援事業所共同開催として「事例検討会」に参加してきました。
実際の支援事例をもとに、多職種の視点から意見を交わすこの場は、ケアマネジメントの質を高める貴重な機会です。また、特定事業所加算の算定要件としても位置付けられており、制度的な観点からも重要性が増しています。
今回は、事例検討会の目的と概要を紹介します。
1. はじめに:事例検討会とは?
事例検討会は、介護支援専門員(ケアマネジャー)にとって、実践的な学びの場として非常に重要な位置づけにあります。
この勉強会の目的は、ケアマネジャーが実際の支援事例を持ち寄り、課題や対応策について多角的に検討することです。日々の業務ではなかなか得られない他者の視点や経験を取り入れることで、自らの支援の在り方を見直し、より質の高い支援につなげることができます。
特に、利用者のニーズが多様化・複雑化する中で、単独の判断だけでは適切な対応が難しい場面も増えています。そうしたケースに対して、事例検討会では多職種の意見や他のケアマネージャーの価値観に触れることができます。他のケアマネージャーさんの価値観にふれることで、判断の幅が広がるとともに、倫理的な課題に対する思考力や判断力も養われます。
今回の事例とは状況は違いますが・・・たとえば、本人の意思が確認しづらい場合や、家族との意見の食い違いがある場合など、倫理的ジレンマに直面した事例の検討を通じて、他の参加者の考え方やアプローチに学ぶことができます。
また、事例検討会はケアマネジャーにとっての“勉強会”としての機能も果たしています。日々の業務では習得しづらい新しい制度情報や支援技術、地域資源の活用方法などを共有する場でもあり、知識のアップデートにつながります。
加えて、医療職や福祉職など他職種との連携を意識した支援の考え方を学ぶ機会にもなり、チームアプローチの実践力が高まるのも大きな利点です。
このように、事例検討会はケアマネジャーの支援力を総合的に高める場であり、継続的な参加が専門性の向上につながります。
制度上も「事例検討会への参加」が特定事業所加算の要件に組み込まれていることからも、その意義の高さがうかがえます。単なる形式的な参加にとどまらず、実践的な学びを得る機会として積極的に活用することが求められています。
実際の事例検討会の様子
実際に参加した事例検討会は、終始真剣な雰囲気の中にも、学びや気づきの多い充実した時間となりました。
今回の勉強会では、まず1人のケアマネジャーが担当した支援事例を発表し、参加者全員でその内容をもとに検討を行う形式で進行されました。
発表者は、利用者の生活状況や支援経過、直面した課題、そして自身が取った対応について丁寧に説明されました。
その後、グループに分かれてディスカッションを行いました。グループには介護福祉士の基礎資格を持ったケアマネジャーだけでなく、基礎資格として看護師の資格を持ったケアマネージャーや社会福祉士の資格を持ったケアマネージャーさんも参加されていました。
また、地域包括支援センターの職員さんなども含まれており、さまざまな立場からの意見が出されました。ある参加者は、医療面の視点から「この時点で訪問看護との連携があればもっと早く対応できたのではないか」と指摘し、また別の参加者は「本人の意思確認の方法について、成年後見制度の利用も選択肢に入れてよかったかもしれない」といった提案をされていました。
ディスカッションの後は、全体で意見を共有する時間が設けられ、グループごとのまとめや新たな視点、共通する課題などが発表されました。個人的には、「自分の支援が正しいと思っていたことでも、他の視点から見ると改善の余地がある」ということに改めて気づかされ、大変学びの多い時間となりました。
特に、日常業務では他のケアマネと深く支援内容について意見を交わす機会が少ないため、こうした場で客観的なフィードバックを得られることの貴重さを実感しました。
また、事例検討を通じて、自分では気づけなかったリスクや支援方法の選択肢が明確になり、今後の業務に即活かせるヒントも多く得られました。
事例発表をされた方にとっても、意見をもらうことで自身の支援を振り返る機会になっていたようで、勉強会の終わりには「また事例を持ち寄りたい」との声も聞かれました。
このように、事例検討会は単なる意見交換にとどまらず、実務に直結する学びと振り返りの場であることを実感できました。今後も積極的に参加し、支援の質を高めていきたいと思います。