ブログ|指定居宅介護支援事業所イデア idea

オフィシャルブログ

弊社ホームページ一時的閉鎖についてのお詫びとご報告

平素より、弊社ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

このたび、第三者による不正アクセスが確認された影響により、弊社ホームページが一時的に閲覧できない状態となる事象が発生いたしました。
ホームページをご利用・閲覧いただいた皆様には、ご不便・ご心配、また不快な思いをおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。

本件につきましては、事象を確認後、速やかにホームページ作成業者と連携し、原因の調査および必要な対応を実施いたしました。
その結果、現在は安全性を確認した上で、セキュリティ対策の強化を行い、復旧しております

なお、今回の事象において、個人情報の流出等は確認されておりません
今後は同様の事態が発生しないよう、サーバーおよびシステムの管理体制を見直し、再発防止とセキュリティ対策の一層の強化に努めてまいります。

弊社では、これからもご利用者様・ご家族様・関係機関の皆様に安心してご利用いただけるよう、適切な運営と情報管理を徹底してまいります。
何かお気づきの点等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

今後とも、何卒ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

合同会社 広至

指定居宅介護支援事業所イデア

代表兼管理者:屋比久

指定居宅介護支援事業所イデア|新規相談受け入れについて

こんにちは、管理者の屋比久です。

こちらの記事では、指定居宅介護支援事業所イデア(沖縄県那覇市久米)における新規相談受け入れについて、わかりやすくまとめています。

介護や退院後の生活で不安を抱えるご家族・利用者様、そして医療機関・地域包括支援センター・介護事業所の皆様のお役に立てれば幸いです。

■ こんなご相談はありませんか?

・ケアマネジャーを探している
・退院後の在宅生活が不安
・区分変更中でサービス継続に悩んでいる
・専門的に相談できる人がいない

■ イデアが選ばれる4つの理由

① 那覇市久米の独立型居宅介護支援事業所
② ケアマネ5名(主任2名)の安定した体制
③ ICTを活用した迅速で柔軟な支援
④ 医療・介護との豊富な連携実績

■ 対象となる方
要介護1〜5の認定をお持ちの方/新規ケアマネ依頼/退院調整/区分変更など

■ お問い合わせ先
指定居宅介護支援事業所イデア(合同会社広至)
〒900-0033 沖縄県那覇市久米1-8-15-1F
TEL:098-863-2700
FAX:098-863-2701
担当:管理者 屋比久

お問い合わせフォームからも可能です。医療・包括・介護・新規案内(原本)

令和7年度 沖縄県介護支援専門員実務研修「実習指導者等説明会」に参加しました|ケアマネが押さえるべき最新ポイント

■ 説明会の開催概要

  • 開催日:令和7年11月21日(金)

  • 開催形式:Zoomオンライン

  • 参加事業所数:138〜139事業所

  • 主催:沖縄県保健医療介護部・沖縄県介護支援専門員協会

実習受け入れ事業所が混乱しやすい点をあらかじめ整理し、
今年度の実習を円滑に進めるために必要な情報が一通り共有されました。


■ 今年度の実務研修「実習」の全体像

● 実習期間

令和8年1月23日(金)〜令和8年2月18日(水)

約1ヶ月の期間内で、**18時間以上(概ね3日分)**の実習を実施します。

ポイントは以下の通り:

  • 3日間は 連続でなくてもOK

  • スケジュールは指導者・受講者・協力者と調整して設定

  • 土曜日の実習も可能

● 実習で取り組む2つの課題

課題 内容 注意点
課題1 アセスメント・模擬ケアプラン作成 作成時間は「18時間」に含まない
課題2 ケアマネジメントプロセスの同行・見学 主にこの時間が18時間必要

「模擬ケアプラン(課題1)」は個人ワークで、
「同行見学(課題2)」が実習のメインになります。

● 実習指導者の条件

  • 原則:主任介護支援専門員

  • 実習指導は、主任更新研修の受講要件としてカウントされる

代理担当も可能ですが、記録コメントや申告書の変更が必要です。


■ 実習受け入れ事業所の具体的な役割

実習は“指導者ひとりの仕事”ではなく、
事業所全体の取り組みとして実施することが重要と強調されました。

1. 実習対象事例の選定

多様な生活状況を経験できる事例が望ましい:

  • 一人暮らし

  • 認知症

  • 入退院・入退所ケース

  • インフォーマル活用事例

  • ターミナルケア など

2. 書面同意の取得は絶対必須

  • 実習協力者(利用者)から 書面による同意 を取得

  • 同意前に個人情報を受講者へ渡すのはNG

3. 関係機関との事前調整

  • サービス担当者会議に受講者が出席する場合
     → 関係機関からの同意(口頭可)が必要

4. 記録用紙の作成と返却

  • 「模擬ケアプラン記録用紙」

  • 「見学・観察記録用紙」

  • 見学記録は“場面ごと1枚”で作成

5. 提出期限に注意

  • 令和8年2月18日(水)必着

  • 数日前に実習が終わるよう計画を組む必要あり


■ 質疑応答で明確になった重要ポイント(実務に直結)

説明会では、昨年度の混乱点を踏まえて
特に以下の点が明確化されました。

✔ 土曜日の実習も可能

平日が難しい事業所でも調整できる。

✔ 模擬ケアプラン作成の対象者

  • 有料老人ホーム入居者 → 対象OK

  • 特定施設・認知症グループホーム → 原則対象外

✔ 要支援でも見学(課題2)は対象

ただし、模擬ケアプラン(課題1)は要介護1〜5の方のみ。

✔ 同意書は必ず実習協力者ごとに取得

複数ケースの説明(卓上ケース)は同意不要。


■ 参加して感じたこと(ケアマネ視点の学び)

今回の説明会で強く感じたのは、

「実習は、ケアマネジメントの質を地域全体で育てる取り組み」

ということ。

  • 単に“同行してもらう”だけの実習ではない

  • 次世代のケアマネが成長するための、私たちの“責任ある関わり”

  • 事業所全体の協力体制が求められる

  • 情報提供・同意取得など、倫理性が重要

特に、同意取得の徹底や、場面ごと記録の扱いなど
実働部分の細かなルールが昨年より明確になっており、
実習の質がさらに上がることが期待されます。


■ 実習指導に向けた今後の取り組み(筆者の決意)

  • 所内で「実習受け入れフロー」を再整備

  • 同意取得や説明の手順を標準化

  • 多様な事例を提示できるよう準備

  • 受講者の学びを最大化する“振り返りの時間”を確保

受講者が安心して現場経験を積めるよう、
そして未来のケアマネが地域で活躍できるよう、
責任を持って実習指導に取り組んでいきたいと思います。


■ まとめ|実習指導は“地域全体のケアマネ力”を育てる仕事

令和7年度の実務研修は、
実習運営ルールがさらに整理され、事業所側の負担や不安が軽減されています。

実習指導は、受講者にとって
“現場に根を張るための最初のステップ”。

事業所という「土壌」が整っていれば、
受講者(苗木)はしっかり育つ——。
そんなことを実感した説明会でした。

AIが支えるケアマネージャーの記録作成効率化──指定居宅介護支援事業所イデアの取り組み

 ケアマネの業務では、日々の対応に加え、記録や会議録の作成に多くの時間がかかっています。

 そんな中、指定居宅介護支援事業所イデアでは、AIを活用した業務効率化の取り組みが進められています。

 今回は、同事業所で行われた勉強会と模擬担当者会議を通して見えてきた、AI活用の実践例を紹介します。


勉強会の目的と開催概要

 勉強会は令和7年10月14日に開催され、テーマは「会議録作成の効率化と精度向上」。
生成AIを使って、限られた時間の中で正確な議事録を作る方法を実践的に学ぶものでした。

 これは、今後のケアマネ業務におけるICT活用のモデルケースとして位置づけられています。


模擬担当者会議を通じたAI実践

 勉強会では、AIによる議事録作成の流れを体験するために、模擬担当者会議を実施しました。
 職員の参加者は役割をそれぞれ分担(利用者役、ケアマネージャー役、介護サービス事業所役)し、要介護者のサービス利用を想定したディスカッションを行いました。

 会議内容は録音され、後のAI解析に利用。実際の業務に即したリアルなデータをもとに、どのようにAIが会議録を作成できるかを検証しました。


使用されたAIツールと作業の流れ

 今回使用されたのは、Google社のNotebookLMOpenAI社のChatGPTの2つ。
それぞれの特徴を活かしながら、次の手順で作業が進められました。

  1. 会議資料をPDF形式に変換。

  2. NotebookLMにPDFと音声データをアップロードして要約を生成。

  3. その結果をChatGPTに入力し、会議録形式で整文。

  4. ChatGPT上で「Word形式で出力」を指定して完成。

 この工程により、従来手作業では数時間を要していた会議録作成が、短時間かつ高精度に仕上がることが実証されました。


AI解析精度を高める3つの工夫

 AIが正しく会議内容を理解するためには、進行上の工夫も重要です。勉強会では、次の3つのポイントが共有されました。

  1. 冒頭で自己紹介を行う
     → AIが発言者を識別しやすくなる。

  2. 主語と述語を明確にする
     → 「あれ」「これ」など曖昧な表現を避け、情報の正確性を高める。

  3. 発言を促す際に名前を呼ぶ
     → 誰が話しているかAIが把握しやすくなる。

 こうした工夫により、AIがより正確に文脈を理解し、会議録の質を高めることが可能になります。


今後の展望とまとめ

 今回の取り組みを通じて、AIツールを目的に応じて使い分けることの重要性が明らかになりました。
 NotebookLMは「事実に基づく要約」、ChatGPTは「柔軟な文章整形」に強みを持ちます。両者を組み合わせることで、スピードと正確性を両立した記録作成が実現します。

 今後は、会議録だけでなく、カンファレンスや面談記録、支援経過記録などへの応用も進める方針とのこと。AIの導入は、ケアマネジメントの質を守りながら職員の負担を減らす一歩となりそうです。


まとめ
 AI活用は「人の仕事を奪う」のではなく、「人の仕事を支える」ための手段です。
指定居宅介護支援事業所イデアの取り組みは、ケアマネジメントと業務における新しい働き方のヒントを示してくれています。

新しいユニフォームで、秋の始まりを爽やかに

季節は夏から秋へと移ろいゆくとはいえ、ここ沖縄ではまだまだ暑い日が続いています。
そんな中、指定居宅介護支援事業所イデアでは、このたび職員用のユニフォームを新しく支給しました。

男性用は涼しげな青地に南国の花が映えるデザイン、女性用は白を基調に柔らかな色合いの花柄があしらわれています。どちらも通気性がよく、見た目にも爽やかな印象です。

利用者様やご家族に少しでも明るく、親しみやすい雰囲気で接するため、そして職員自身が快適に過ごせるように――。そんな想いを込めて選びました。
まだ続く暑さの中でも、この新しいユニフォームが、私たちの日々のケアにささやかな涼を届けてくれそうです。

BCP(事業継続計画)の感染症対策

BCP(事業継続計画)の感染症対策

~KJ法で考える現場に役立つ実践アイデア~

はじめに

新型コロナウイルス感染症をはじめ、私たちの暮らしや事業は突発的な感染症流行の影響を大きく受けます。特に介護や医療、福祉の現場では、**「感染症流行時にも事業を止めない仕組み=BCP(事業継続計画)」**が求められます。

先日、指定居宅介護支援事業所イデアでは、**「BCPにおける感染症対策」**をテーマに勉強会を開催しました。本記事では、その内容を整理し、実際の事業所や在宅ケア現場で役立つポイントを紹介します。


KJ法を活用して考える感染症対策

今回の勉強会で取り入れたのは、発想整理の手法である**「KJ法」**です。
断片的な意見や情報を付箋に書き出し、グルーピングや図解化を行うことで、問題の本質や新しい視点を発見できます。

KJ法のメリットは以下の通りです。

  • 情報を体系的に整理できる

  • 多様な視点を活かせる

  • アイデアの可視化・共有が容易

  • 抽象化と具体化を行き来できる


勉強会で出された主なアイデア

テーマは「感染力の強い感染症が流行した時、イデアでできる対策とは?」。
参加者が出した具体的なアイデアには次のようなものがありました。

  • 情報収集(行政や医療機関の発信確認)

  • 在宅ワークの活用

  • 手洗い・消毒・マスク着用

  • ソーシャルディスタンス

  • 検温や体調チェック

  • 利用者・職員の感染者数の確認

これらをグルーピングすると、**「人との接触を減らす」「清潔」「環境整備」「意識付け」「健康管理」「情報収集」「緊急時の対応」**という7つのカテゴリーに整理されました。


図解化と上位概念の導出

さらにグループ同士の関係性を整理する中で、

  • 「健康管理」と「緊急時の対応」には因果関係がある

  • 「情報収集」と「意識付け」は相互に関連している
    といったつながりが浮かび上がりました。

特に「意識付け」は多くの要素と関連し、全体の中心的な役割を担うことが分かりました。
最終的には、複数の要素がまとめられ、**「感染症予防」**という上位概念に集約されました。


学びと今後の課題

勉強会を通じて明らかになったのは、抽象化と具体化のバランスの重要性です。

  • 抽象化(上位概念) → 感染症予防という全体像を理解する

  • 具体化(行動) → 手洗いや換気など、すぐに実践できる行動につなげる

この往復を意識することで、対策が単なる「やり方」にとどまらず、「なぜ必要か」を共有でき、組織全体の行動につながります。

今後は、出されたアイデアを実際の行動計画に落とし込み、感染症流行時のBCP手順書として整備していくことが課題です。


おわりに

BCPにおける感染症対策は、一人の工夫だけでは成り立ちません。組織全体が共通の視点を持ち、柔軟に対応できる仕組みづくりが不可欠です。

KJ法のような手法を用いて、多様な意見を整理し、合意形成を進めることは、介護や医療の現場だけでなく、あらゆる事業に応用できます。

「感染症流行時にも事業を止めない」
そのために、日頃から知恵を持ち寄り、行動に移せる体制を整えておきましょう。

ケアマネジャーにこそ必要な「言語化力」 ――荒木俊哉『こうやって頭のなかを言語化する。』を読んで

ケアマネジャーにこそ必要な「言語化力」

――荒木俊哉『こうやって頭のなかを言語化する。』を読んで


はじめに:言語化はケアマネジャーの武器になる

「頭の中ではわかっているのに、うまく言葉にできない」
これは多くの人が抱える悩みです。特にケアマネジャーは、利用者や家族、多職種と関わりながら支援を調整する仕事。状況を整理して伝える力=言語化力が欠かせません。

 電通のコピーライター荒木俊哉氏の著書『こうやって頭のなかを言語化する。』は、この「言語化の壁」を突破するための実践的な方法を提示しています。本記事では、荒木氏のメソッドを紹介しながら、ケアマネジャーの仕事にどう活かせるかを考えてみます。


著者・荒木俊哉氏の背景

 荒木俊哉氏は、数々の広告賞を受賞するコピーライターでありながら、実はもともと言語化が苦手だったと告白しています。会議での発言に苦労し、挫折を経験。そこから「言語化は才能ではなくスキルである」と確信し、独自の方法を磨き上げました。

 さらに国家資格キャリアコンサルタントとして、人が言葉にできず苦しむ姿に触れた経験も本書執筆の動機となっています。


核心メソッド:「言語化ノート術」

 荒木氏が提唱するのが、「1日3分×5日間」で効果を実感できる「言語化ノート術」。特別な道具も不要で、紙とペンさえあれば始められます。

ステップ1:ためる(できごと+感情をメモ)

・「新規の案件を契約につなげた」→「自信がついた」
・感情の良し悪しを判断せず、そのまま記録する。

ステップ2:聞く(自分に問いを立てる)

・「のはなぜか?」と問いかけ、3分間で思いついたことを5つ以上書く。
・大切なのは「自分で自分の話を聞く」姿勢。

ステップ3:まとめる(一行で結論を書く)

・繰り返し出てきた言葉に印をつけ、今の自分に一番しっくりくる一言を右上にまとめる。
・例:「契約が決まり、仕事が認められた実感が自信につながった」

この3ステップを繰り返すことで、モヤモヤが整理され、思考が明確になっていきます。


言語化の出発点は「聞く力」

 荒木氏は、言語化の土台は「話す力」や「書く力」ではなく**「聞く力」**だと強調します。
 ここでいう「聞く」とは他人の話だけでなく、自分の心の中にある小さな違和感や感情の断片をキャッチする力を指します。

 ケアマネジャーの現場でも、利用者のちょっとした表情や言葉の裏にある感情を「聞き取る」ことが支援の第一歩。その感覚を自分自身にも向けることが、言語化を鍛えるトレーニングになります。


言語化がもたらすメリット

本書で示される効果は、ケアマネジャーの業務にも直結します。

  • 思考や感情を整理し、わかりやすく伝えられる

  • 自己理解が深まり、支援方針の判断に自信が持てる

  • 感情のコントロールができ、冷静に対応できる

  • 利用者や家族の「本音」に寄り添う力が増す

  • 問題解決や意思決定のスピードが上がる

まさに、利用者の生活を支えるケアマネジメントの実践力そのものです。


まとめ:小さな一歩から始める「言語化習慣」

言語化は完璧な文章を書くことではありません。
まずは「言葉にしてみる」ことから始まります。

 荒木俊哉氏の『こうやって頭のなかを言語化する。』は、ケアマネジャーが日々の業務に役立てられるシンプルで実践的なヒントに満ちています。

 日々の支援記録や会議メモに、この「言語化ノート術」を取り入れてみることで、利用者への理解も深まり、多職種連携もスムーズになるでしょう。

【引用記事:https://yabiccho-san.com/1%e6%97%a53%e5%88%86%e3%81%a7%e9%a0%ad%e3%81%ae%e3%83%a2%e3%83%a4%e3%83%a2%e3%83%a4%e3%82%92%e6%95%b4%e7%90%86%e3%81%99%e3%82%8b%ef%bc%81%e8%8d%92%e6%9c%a8%e4%bf%8a%e5%93%89%e3%80%8e%e3%81%93%e3%81%86/

介護現場におけるハラスメント防止勉強会レポート|職員全員で安全な職場をつくる取り組み

介護現場におけるハラスメント防止勉強会レポート|職員全員で安全な職場をつくる取り組み

2024年8月25日、指定居宅介護支援事業所イデアにて「ハラスメント防止勉強会」が開催されました。
この勉強会は、全職員が安心して働ける職場づくりを目指し、ハラスメントの正しい理解と防止策を学ぶことを目的としたものです。

今回はその内容を整理し、介護業界で働く方々に役立つ視点をレポートします。


ハラスメント防止の基本方針

勉強会の中心となったのは「ハラスメント指針・マニュアル」の読み合わせでした。
指針には以下の内容が明記されています。

  • 目的:安心して働ける環境を整備し、質の高い介護サービスにつなげる

  • 対象となるハラスメント

    • 職場におけるパワーハラスメント、セクシュアルハラスメント

    • 介護現場での身体的暴力、精神的暴力、カスタマーハラスメント

  • 防止策:年1回の研修、新規採用者への入職時研修を必須化

  • 相談体制:管理者を窓口とし、電話・メール・LINEなど複数の相談手段を整備

  • 対応手順:相談→事実確認→判断→対応→再発防止までの明確な流れ

特に「相談者が感じた不快感を重視する」という点が大切にされていました。


職員の気づきと意見交換

勉強会では職員それぞれが意見や経験を共有しました。

  • 平良主任:無意識の言動がハラスメントとなる可能性を意識し、相談しやすい環境づくりの必要性を指摘

  • 宮城さん:利用者からの理不尽な要求を一人で抱え込まず、チームで対応する大切さを強調

  • 潮平さん:普段の言葉遣いが相手に与える影響について改めて意識したいと発言

  • 眞榮田さん:制度外の過剰な要求や外見に関する不適切な発言への対応経験を共有し、行政や専門職との連携の重要性を紹介

それぞれの発言から、日常業務の中に潜むハラスメントのリスクが浮き彫りになりました。


管理者からのまとめと指針

最後に、屋比久管理者より以下の点がまとめとして示されました。

  • 相談窓口としての役割を担い、まずは遠慮なく相談してほしい

  • 人格否定や外見への言及などは明確にハラスメントに当たる

  • 業務命令と「相談」の違いを理解し、誤解を避ける

  • カスタマーハラスメントは「業務範囲内か否か」で線引きする必要がある

  • 虐待事案は地域包括支援センターや行政に報告する体制がある

  • ハラスメントは主観性が大きく関わるため、共通認識を持つことが重要

  • 年1回以上の研修を必ず行い、継続的に学びを深める

このように、具体的な線引きと対応の指針が明示されたことで、職員の安心感が高まりました。


まとめ|学びを継続することが最大の防止策

今回の勉強会を通じて、職員はハラスメントの定義や種類を理解し、「自分ごと」として意識を高める機会となりました。

介護現場では利用者や家族との距離が近いからこそ、思わぬ言動がハラスメントにつながる可能性があります。
そのためには、

  • 定期的な研修で知識を更新する

  • 職員同士で相談し合える風土をつくる

  • 管理者を中心に明確な対応方針を示す

といった取り組みを継続することが不可欠です。


👉 ハラスメント防止は「一度学んで終わり」ではなく、職場全員で意識を共有し続けることが大切です。

なるほど納得!沖縄の夏の天気と気候を徹底解説|仲宗根朋美さん著『沖縄のお天気』より

なるほど納得!沖縄の夏の天気と気候を徹底解説|仲宗根朋美さん著『沖縄のお天気』より

はじめに

 夏の沖縄といえば、青い海と白い砂浜、そして独特の天気や台風を思い浮かべる方も多いでしょう。今年(2025年)の夏の沖縄も高温が続く日がつづきます。

 気象キャスター仲宗根朋美さんの著書『なるほど納得!沖縄のお天気』では、沖縄特有の気候や夏の現象について分かりやすく解説されています。

 本記事では、その内容をまとめ、沖縄旅行や移住を考えている方、気象に興味のある方に向けて「沖縄の夏の天気と気候」のポイントを紹介します。


沖縄の気候の特徴とは?

天気と気候の違い

著者は「天気」と「気候」を明確に区別しています。天気は数日間の大気の状態、気候は長期間にわたる平均的な大気の状態です。沖縄を理解するには、この「気候」の視点が欠かせません。

亜熱帯海洋性気候

沖縄は日本で唯一「亜熱帯」に属し、年間を通して温暖です。1日の気温差は5℃~8℃程度で、猛暑日(35℃以上)や極端な寒さは少ないのが特徴です。黒潮の影響により、気候は安定しており過ごしやすい環境が続きます。


沖縄の夏を象徴する現象

カーチーベー(夏至南風)

6月下旬、梅雨明けとともに訪れる南風「カーチーベー」。湿った熱風が吹き始め、沖縄の長い夏の到来を告げます。観光客にとっては夏のスタートの合図とも言える風です。

沖縄の暑さと「避暑地」説

沖縄の夏は4カ月以上にわたり30℃を超える日が続き、夜も25℃以上の「熱帯夜」が一般的です。しかし、東京と比較すると35℃以上の猛暑日は少なく、実は「夏場の避暑地」となる日もあります。

カタブイ(スコール)

真っ黒な雲とともに局地的に激しい雨が降る「カタブイ」も沖縄特有の天気。長くは続かず、雨上がりには虹が出ることもあります。この現象は本州で言う「ゲリラ豪雨」に似ています。


沖縄と台風

台風の発生と接近数

年間25個前後の台風が日本周辺で発生し、そのうち7~8個が沖縄に接近します。シーズンは7月~10月が中心ですが、5月や11月にも影響を受けることがあります。

台風の影響と県民の捉え方

台風は飛行機や船便、イベントに大きな影響を与えますが、県民は「チムわさわさ~(ドキドキわくわく)」と表現し、自然と共生する感覚を持っています。

台風の強さと大きさ

  • 強さ:風速によって「強い」「非常に強い」「猛烈な」の3段階

  • 大きさ:風速15m/s以上の範囲で「大型」「超大型」と区分

台風の恩恵

台風は被害だけでなく恩恵ももたらします。

  • ダムへの水の供給

  • 海水温を下げることでサンゴの白化現象を防ぐ役割


まとめ|沖縄の天気から学ぶ防災の知恵

沖縄の天気や気候は、日本本土と大きく異なり、独特の特徴を持っています。カーチーベーやカタブイといった現象、そして毎年訪れる台風。これらは生活に影響を与える一方で、自然の恵みでもあります。
仲宗根朋美さんが指摘するように、地球温暖化の影響で本州でも「亜熱帯化」が進む今、沖縄の天気を学ぶことは、防災や暮らしの知恵を深める大切な一歩になるでしょう。

【関連記事:https://yabiccho-san.com/wp-admin/post.php?post=3631&action=edit

認知症ケア勉強会レポート|基礎から実践へ学びを深める一日

認知症ケア勉強会レポート|基礎から実践へ学びを深める一日

2024年7月28日、イデア内で開催された認知症ケア勉強会に、スタッフ5名が参加しました。本勉強会は、認知症に関する正しい知識を共有し、現場でのケアに生かすことを目的とした学習の場です。参加者全員が熱心に学び合い、日々の支援へとつなげるための実践的な理解を深めました。


勉強会の目的と概要

今回の勉強会の大きなテーマは、**「認知症を正しく理解し、適切な対応を考える」**ことです。
認知症は単なる物忘れとは異なり、医学的には「認知機能の低下が6ヶ月以上継続する状態」を指します。病名そのものではなく、あくまで「状態」を示す言葉であることが強調されました。


学びのポイント

1. 認知症の定義と症状

  • 認知症は「症状の総称」であり、診断には医師の判断と経過観察が必要。

  • 症状には大きく2種類がある。

    • 中核症状:記憶障害や見当識障害など、脳の変化によって直接引き起こされる症状。

    • 周辺症状(BPSD):不安、幻覚、徘徊など、環境や対応によって変化し得る症状。

特にBPSDは、ケアの工夫次第で改善が期待できる点が印象的でした。


2. 主な認知症の種類と特徴

学習会では、代表的な認知症の種類についても整理されました。

  • アルツハイマー型認知症
    最も多いタイプで、体験そのものを忘れてしまう「記憶障害」が中心。進行に伴い、妄想や見当識障害も出現します。

  • 脳血管性認知症
    脳梗塞などが原因となり、「まだら認知症」や感情のコントロールが難しくなる「感情失禁」が特徴。生活習慣病予防の重要性も再確認されました。

  • レビー小体型認知症
    幻視、パーキンソン症状、症状の日内変動が見られる。幻視対応は「否定せずに共感」が基本姿勢です。

  • 前頭側頭型認知症(FTD)
    物忘れよりも行動変化や人格変化が前面に出やすく、介護負担が大きくなる傾向があります。

  • その他の種類
    若年性認知症、アルコール性認知症、外傷後認知症、手術で改善が可能な「正常圧水頭症」など、多様なタイプが存在します。


3. 認知症クイズで理解を深める

学習後には10問の「認知症クイズ」が実施されました。

  • 認知症では「体験そのものを忘れる」ことが特徴

  • 中核症状と周辺症状の違い

  • 正常圧水頭症のように改善可能な認知症があること

といった重要なポイントが復習され、参加者の理解度が確認されました。


勉強会の総括

最後にまとめられたポイントは以下の通りです。

  • 認知症は「病名」ではなく「状態」であり、6ヶ月以上の経過観察が必要。

  • 周辺症状は環境や対応で改善できる可能性があるため、柔軟なケアが求められる。

  • 偏見や固定観念に縛られず、その人らしさを尊重した個別対応を重視する姿勢が不可欠。

この学びを通して、参加者全員が「認知症ケアは単なる知識ではなく、日々の実践の中で工夫し続けることが大切だ」と再確認しました。


まとめ

認知症ケア勉強会は、基礎知識の整理とともに、現場での対応力を高める貴重な時間となりました。参加したスタッフは、今回得た学びを日常のケアへと還元し、利用者一人ひとりに寄り添った支援を実践していくことを誓いました。

今後も定期的に勉強会を重ね、より良い支援につなげていく予定です。