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目次
~KJ法で考える現場に役立つ実践アイデア~
新型コロナウイルス感染症をはじめ、私たちの暮らしや事業は突発的な感染症流行の影響を大きく受けます。特に介護や医療、福祉の現場では、**「感染症流行時にも事業を止めない仕組み=BCP(事業継続計画)」**が求められます。
先日、指定居宅介護支援事業所イデアでは、**「BCPにおける感染症対策」**をテーマに勉強会を開催しました。本記事では、その内容を整理し、実際の事業所や在宅ケア現場で役立つポイントを紹介します。
今回の勉強会で取り入れたのは、発想整理の手法である**「KJ法」**です。
断片的な意見や情報を付箋に書き出し、グルーピングや図解化を行うことで、問題の本質や新しい視点を発見できます。
KJ法のメリットは以下の通りです。
情報を体系的に整理できる
多様な視点を活かせる
アイデアの可視化・共有が容易
抽象化と具体化を行き来できる
テーマは「感染力の強い感染症が流行した時、イデアでできる対策とは?」。
参加者が出した具体的なアイデアには次のようなものがありました。
情報収集(行政や医療機関の発信確認)
在宅ワークの活用
手洗い・消毒・マスク着用
ソーシャルディスタンス
検温や体調チェック
利用者・職員の感染者数の確認
これらをグルーピングすると、**「人との接触を減らす」「清潔」「環境整備」「意識付け」「健康管理」「情報収集」「緊急時の対応」**という7つのカテゴリーに整理されました。
さらにグループ同士の関係性を整理する中で、
「健康管理」と「緊急時の対応」には因果関係がある
「情報収集」と「意識付け」は相互に関連している
といったつながりが浮かび上がりました。
特に「意識付け」は多くの要素と関連し、全体の中心的な役割を担うことが分かりました。
最終的には、複数の要素がまとめられ、**「感染症予防」**という上位概念に集約されました。
勉強会を通じて明らかになったのは、抽象化と具体化のバランスの重要性です。
抽象化(上位概念) → 感染症予防という全体像を理解する
具体化(行動) → 手洗いや換気など、すぐに実践できる行動につなげる
この往復を意識することで、対策が単なる「やり方」にとどまらず、「なぜ必要か」を共有でき、組織全体の行動につながります。
今後は、出されたアイデアを実際の行動計画に落とし込み、感染症流行時のBCP手順書として整備していくことが課題です。
BCPにおける感染症対策は、一人の工夫だけでは成り立ちません。組織全体が共通の視点を持ち、柔軟に対応できる仕組みづくりが不可欠です。
KJ法のような手法を用いて、多様な意見を整理し、合意形成を進めることは、介護や医療の現場だけでなく、あらゆる事業に応用できます。
「感染症流行時にも事業を止めない」
そのために、日頃から知恵を持ち寄り、行動に移せる体制を整えておきましょう。
目次
――荒木俊哉『こうやって頭のなかを言語化する。』を読んで
「頭の中ではわかっているのに、うまく言葉にできない」
これは多くの人が抱える悩みです。特にケアマネジャーは、利用者や家族、多職種と関わりながら支援を調整する仕事。状況を整理して伝える力=言語化力が欠かせません。
電通のコピーライター荒木俊哉氏の著書『こうやって頭のなかを言語化する。』は、この「言語化の壁」を突破するための実践的な方法を提示しています。本記事では、荒木氏のメソッドを紹介しながら、ケアマネジャーの仕事にどう活かせるかを考えてみます。
荒木俊哉氏は、数々の広告賞を受賞するコピーライターでありながら、実はもともと言語化が苦手だったと告白しています。会議での発言に苦労し、挫折を経験。そこから「言語化は才能ではなくスキルである」と確信し、独自の方法を磨き上げました。
さらに国家資格キャリアコンサルタントとして、人が言葉にできず苦しむ姿に触れた経験も本書執筆の動機となっています。
荒木氏が提唱するのが、「1日3分×5日間」で効果を実感できる「言語化ノート術」。特別な道具も不要で、紙とペンさえあれば始められます。
・「新規の案件を契約につなげた」→「自信がついた」
・感情の良し悪しを判断せず、そのまま記録する。
・「のはなぜか?」と問いかけ、3分間で思いついたことを5つ以上書く。
・大切なのは「自分で自分の話を聞く」姿勢。
・繰り返し出てきた言葉に印をつけ、今の自分に一番しっくりくる一言を右上にまとめる。
・例:「契約が決まり、仕事が認められた実感が自信につながった」
この3ステップを繰り返すことで、モヤモヤが整理され、思考が明確になっていきます。
荒木氏は、言語化の土台は「話す力」や「書く力」ではなく**「聞く力」**だと強調します。
ここでいう「聞く」とは他人の話だけでなく、自分の心の中にある小さな違和感や感情の断片をキャッチする力を指します。
ケアマネジャーの現場でも、利用者のちょっとした表情や言葉の裏にある感情を「聞き取る」ことが支援の第一歩。その感覚を自分自身にも向けることが、言語化を鍛えるトレーニングになります。
本書で示される効果は、ケアマネジャーの業務にも直結します。
思考や感情を整理し、わかりやすく伝えられる
自己理解が深まり、支援方針の判断に自信が持てる
感情のコントロールができ、冷静に対応できる
利用者や家族の「本音」に寄り添う力が増す
問題解決や意思決定のスピードが上がる
まさに、利用者の生活を支えるケアマネジメントの実践力そのものです。
言語化は完璧な文章を書くことではありません。
まずは「言葉にしてみる」ことから始まります。
荒木俊哉氏の『こうやって頭のなかを言語化する。』は、ケアマネジャーが日々の業務に役立てられるシンプルで実践的なヒントに満ちています。
日々の支援記録や会議メモに、この「言語化ノート術」を取り入れてみることで、利用者への理解も深まり、多職種連携もスムーズになるでしょう。
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2024年8月25日、指定居宅介護支援事業所イデアにて「ハラスメント防止勉強会」が開催されました。
この勉強会は、全職員が安心して働ける職場づくりを目指し、ハラスメントの正しい理解と防止策を学ぶことを目的としたものです。
今回はその内容を整理し、介護業界で働く方々に役立つ視点をレポートします。
勉強会の中心となったのは「ハラスメント指針・マニュアル」の読み合わせでした。
指針には以下の内容が明記されています。
目的:安心して働ける環境を整備し、質の高い介護サービスにつなげる
対象となるハラスメント:
職場におけるパワーハラスメント、セクシュアルハラスメント
介護現場での身体的暴力、精神的暴力、カスタマーハラスメント
防止策:年1回の研修、新規採用者への入職時研修を必須化
相談体制:管理者を窓口とし、電話・メール・LINEなど複数の相談手段を整備
対応手順:相談→事実確認→判断→対応→再発防止までの明確な流れ
特に「相談者が感じた不快感を重視する」という点が大切にされていました。
勉強会では職員それぞれが意見や経験を共有しました。
平良主任:無意識の言動がハラスメントとなる可能性を意識し、相談しやすい環境づくりの必要性を指摘
宮城さん:利用者からの理不尽な要求を一人で抱え込まず、チームで対応する大切さを強調
潮平さん:普段の言葉遣いが相手に与える影響について改めて意識したいと発言
眞榮田さん:制度外の過剰な要求や外見に関する不適切な発言への対応経験を共有し、行政や専門職との連携の重要性を紹介
それぞれの発言から、日常業務の中に潜むハラスメントのリスクが浮き彫りになりました。
最後に、屋比久管理者より以下の点がまとめとして示されました。
相談窓口としての役割を担い、まずは遠慮なく相談してほしい
人格否定や外見への言及などは明確にハラスメントに当たる
業務命令と「相談」の違いを理解し、誤解を避ける
カスタマーハラスメントは「業務範囲内か否か」で線引きする必要がある
虐待事案は地域包括支援センターや行政に報告する体制がある
ハラスメントは主観性が大きく関わるため、共通認識を持つことが重要
年1回以上の研修を必ず行い、継続的に学びを深める
このように、具体的な線引きと対応の指針が明示されたことで、職員の安心感が高まりました。
今回の勉強会を通じて、職員はハラスメントの定義や種類を理解し、「自分ごと」として意識を高める機会となりました。
介護現場では利用者や家族との距離が近いからこそ、思わぬ言動がハラスメントにつながる可能性があります。
そのためには、
定期的な研修で知識を更新する
職員同士で相談し合える風土をつくる
管理者を中心に明確な対応方針を示す
といった取り組みを継続することが不可欠です。
👉 ハラスメント防止は「一度学んで終わり」ではなく、職場全員で意識を共有し続けることが大切です。
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夏の沖縄といえば、青い海と白い砂浜、そして独特の天気や台風を思い浮かべる方も多いでしょう。今年(2025年)の夏の沖縄も高温が続く日がつづきます。
気象キャスター仲宗根朋美さんの著書『なるほど納得!沖縄のお天気』では、沖縄特有の気候や夏の現象について分かりやすく解説されています。
本記事では、その内容をまとめ、沖縄旅行や移住を考えている方、気象に興味のある方に向けて「沖縄の夏の天気と気候」のポイントを紹介します。
著者は「天気」と「気候」を明確に区別しています。天気は数日間の大気の状態、気候は長期間にわたる平均的な大気の状態です。沖縄を理解するには、この「気候」の視点が欠かせません。
沖縄は日本で唯一「亜熱帯」に属し、年間を通して温暖です。1日の気温差は5℃~8℃程度で、猛暑日(35℃以上)や極端な寒さは少ないのが特徴です。黒潮の影響により、気候は安定しており過ごしやすい環境が続きます。
6月下旬、梅雨明けとともに訪れる南風「カーチーベー」。湿った熱風が吹き始め、沖縄の長い夏の到来を告げます。観光客にとっては夏のスタートの合図とも言える風です。
沖縄の夏は4カ月以上にわたり30℃を超える日が続き、夜も25℃以上の「熱帯夜」が一般的です。しかし、東京と比較すると35℃以上の猛暑日は少なく、実は「夏場の避暑地」となる日もあります。
真っ黒な雲とともに局地的に激しい雨が降る「カタブイ」も沖縄特有の天気。長くは続かず、雨上がりには虹が出ることもあります。この現象は本州で言う「ゲリラ豪雨」に似ています。
年間25個前後の台風が日本周辺で発生し、そのうち7~8個が沖縄に接近します。シーズンは7月~10月が中心ですが、5月や11月にも影響を受けることがあります。
台風は飛行機や船便、イベントに大きな影響を与えますが、県民は「チムわさわさ~(ドキドキわくわく)」と表現し、自然と共生する感覚を持っています。
強さ:風速によって「強い」「非常に強い」「猛烈な」の3段階
大きさ:風速15m/s以上の範囲で「大型」「超大型」と区分
台風は被害だけでなく恩恵ももたらします。
ダムへの水の供給
海水温を下げることでサンゴの白化現象を防ぐ役割
沖縄の天気や気候は、日本本土と大きく異なり、独特の特徴を持っています。カーチーベーやカタブイといった現象、そして毎年訪れる台風。これらは生活に影響を与える一方で、自然の恵みでもあります。
仲宗根朋美さんが指摘するように、地球温暖化の影響で本州でも「亜熱帯化」が進む今、沖縄の天気を学ぶことは、防災や暮らしの知恵を深める大切な一歩になるでしょう。
【関連記事:https://yabiccho-san.com/wp-admin/post.php?post=3631&action=edit】
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2024年7月28日、イデア内で開催された認知症ケア勉強会に、スタッフ5名が参加しました。本勉強会は、認知症に関する正しい知識を共有し、現場でのケアに生かすことを目的とした学習の場です。参加者全員が熱心に学び合い、日々の支援へとつなげるための実践的な理解を深めました。
今回の勉強会の大きなテーマは、**「認知症を正しく理解し、適切な対応を考える」**ことです。
認知症は単なる物忘れとは異なり、医学的には「認知機能の低下が6ヶ月以上継続する状態」を指します。病名そのものではなく、あくまで「状態」を示す言葉であることが強調されました。
認知症は「症状の総称」であり、診断には医師の判断と経過観察が必要。
症状には大きく2種類がある。
中核症状:記憶障害や見当識障害など、脳の変化によって直接引き起こされる症状。
周辺症状(BPSD):不安、幻覚、徘徊など、環境や対応によって変化し得る症状。
特にBPSDは、ケアの工夫次第で改善が期待できる点が印象的でした。
学習会では、代表的な認知症の種類についても整理されました。
アルツハイマー型認知症
最も多いタイプで、体験そのものを忘れてしまう「記憶障害」が中心。進行に伴い、妄想や見当識障害も出現します。
脳血管性認知症
脳梗塞などが原因となり、「まだら認知症」や感情のコントロールが難しくなる「感情失禁」が特徴。生活習慣病予防の重要性も再確認されました。
レビー小体型認知症
幻視、パーキンソン症状、症状の日内変動が見られる。幻視対応は「否定せずに共感」が基本姿勢です。
前頭側頭型認知症(FTD)
物忘れよりも行動変化や人格変化が前面に出やすく、介護負担が大きくなる傾向があります。
その他の種類
若年性認知症、アルコール性認知症、外傷後認知症、手術で改善が可能な「正常圧水頭症」など、多様なタイプが存在します。
学習後には10問の「認知症クイズ」が実施されました。
認知症では「体験そのものを忘れる」ことが特徴
中核症状と周辺症状の違い
正常圧水頭症のように改善可能な認知症があること
といった重要なポイントが復習され、参加者の理解度が確認されました。
最後にまとめられたポイントは以下の通りです。
認知症は「病名」ではなく「状態」であり、6ヶ月以上の経過観察が必要。
周辺症状は環境や対応で改善できる可能性があるため、柔軟なケアが求められる。
偏見や固定観念に縛られず、その人らしさを尊重した個別対応を重視する姿勢が不可欠。
この学びを通して、参加者全員が「認知症ケアは単なる知識ではなく、日々の実践の中で工夫し続けることが大切だ」と再確認しました。
認知症ケア勉強会は、基礎知識の整理とともに、現場での対応力を高める貴重な時間となりました。参加したスタッフは、今回得た学びを日常のケアへと還元し、利用者一人ひとりに寄り添った支援を実践していくことを誓いました。
今後も定期的に勉強会を重ね、より良い支援につなげていく予定です。
~ICT機器&AI機能を活用した独立型事業所の実践例~
近年、ケアマネージャーの業務はますます複雑化し、限られた時間で多くの書類作成や関係機関との連絡調整を行う必要があります。そんな中で注目されているのが、ICT(情報通信技術)機器とAI機能の活用です。
この記事では、独立型の居宅介護支援事業所を運営する筆者が、実際に導入して効果を実感した5つのICT機器と、その活用法・メリット・反省点を紹介します。
ノートパソコンは在宅ワークや訪問先でも使えるため、最も効率化に貢献した機器です。
介護ソフト「カイポケ」との相性が良く、インターネット環境があればどこからでも利用者情報やケアプランにアクセス可能。さらに、FAXや紙書類をPDF化して保存できるため、物理的なファイル管理から解放されます。
スマートフォンは単なる連絡手段ではなく、現場の情報ハブとして機能します。
事業所では「LINE WORKS」を導入し、職員間のチャット、スケジュール共有、年休申請などを一元管理。また、カイポケアプリで利用者情報をすぐに確認でき、Googleドライブによる画像共有、e-FAXアプリによるFAX送信も可能に。これにより、移動中でも必要な対応がスムーズになりました。
サーバーとネットワーク機器は、事業所のICT活用の心臓部です。
職員は自宅からでも事務所の共有フォルダにアクセスでき、FAXや利用者ファイル、カイポケのデータを確認できます。セキュリティにも配慮し、情報漏洩のリスクを最小限に抑えています。
複合機をリースする代わりに、e-FAXとスキャナーを採用。
FAXで届いた書類は即PDF化してデータ管理し、過去のFAXも検索可能に。紙の整理や郵送作業が減り、在宅ワークでも必要な書類を瞬時に送受信できます。これにより、「休日や早朝に事務所へFAXを確認しに行く」という負担から解放されました。
電話回線、ルーター、Wi-Fiは業務の生命線。
事業所では、職員の自宅にもWi-Fi環境を整えるため手当を支給し、希望者にはポケットWi-Fiを貸与。これにより、在宅ワークと訪問業務を組み合わせた柔軟な働き方が可能になりました。
移動時間とストレスの削減:FAX送受信や書類確認のためだけに出勤する必要がなくなった。
書類整理の負担軽減:PDF化によってファイリング作業が不要に。
迅速な情報共有:訪問中でもスマホから必要なデータにアクセス可能。
職員の習熟度の差:ICTに不慣れな職員は導入時にストレスを感じやすい。
変化への心理的抵抗:新しい機器やシステムはワクワクより不安が先行する場合も多い。
無駄な投資の経験:電子署名システムを導入したが、使われず契約終了。
既存のやり方との共存:紙ベースを好む職員には無理に電子化を強要しない方針へ転換。
そして、もう一つの活用術がAI機能の活用です。その中でもおすすめな機能が『NotebookLM』です。
「情報収集の時間を劇的に短縮したい」「膨大な資料を効率よく整理したい」——そんなニーズに応える次世代AIツールが、Googleが開発した**NotebookLM(ノートブックLM)**です。最新AIエンジン「Gemini 2.0」を搭載し、独自データを学習できる“自分専用AI”として注目を集めています。本見出しでは、NotebookLMの機能や活用方法をわかりやすく解説します。
Google開発のAIアシスタント
NotebookLMは、Googleが提供する革新的なAIツールで、情報収集・整理・リサーチの生産性を飛躍的に高めます。
独自データを学習できるAI
PDF・テキスト・音声データなどをアップロードすることで、自分専用のAIを作成可能。社内マニュアルや会議録、勉強会などの研究資料の整理に最適です。
Gemini 2.0搭載
高性能AIエンジン「Gemini 2.0」による高度な検索・要約機能を実現。
3パネルUIで直感的操作
左パネルにソース(データ)、中央パネルにチャットエリア、右パネルにスタジオ(メモ・音声)が配置され、情報整理がシンプルに。
無料で利用可能
基本機能は無料。上限を拡張したい場合は有料版「NotebookLM Plus」にアップグレード可能です。
引用元リンク付きで信頼性◎
回答はソースに基づき引用元リンクを表示。AIの「ハルシネーション(虚偽情報)」を抑制し、信頼性の高い回答を得られます。
PDF、テキスト、Markdown、音声、Googleドキュメント、YouTubeリンクなど幅広い形式を対応。
最大50件のソースを登録でき、包括的なリサーチが可能。
質問に対し、引用元付きで回答。
ブリーフィングドキュメントやFAQ自動生成、学習ガイド作成、マインドマップ化など学習・研究に役立つ機能を提供。
重要な情報を右パネルに保存し、後から参照可能。
データの要点を音声で確認可能(主に英語対応)。
ダウンロードして移動中に聞けるため、インプット効率が向上します。
・各種勉強会やミーティングの議事録に活用できます。
・必要な書類をまとめて新たなテキストを作成できます。
生産性向上:調査・整理時間を大幅短縮。
信頼性確保:引用元が明示され、安心して利用可能。
柔軟性:モバイルアプリ対応で外出先でも利用可能。
拡張性:有料版ではデータ上限が5倍、業務用途にも強力。
NotebookLMは、Googleが提供する次世代AIリサーチアシスタントです。
独自データを学習させ、膨大な情報を瞬時に要約・整理し、引用元付きで信頼性のある回答を提示。学習や研究はもちろん、業務の現場でも強力なサポーターとなります。
無料版でも十分活用できるため、「情報収集に時間をかけすぎている」と感じる方は、まずはNotebookLMを試してみてはいかがでしょうか。
ICT機器を効果的に導入することで、ケアマネージャー業務は大幅に効率化できます。ただし、**「全員が同じスピードで使いこなせるわけではない」**という前提を理解し、導入計画や教育体制を整えることが重要です。
筆者の事業所では、朝は在宅ワークでスタートし、午前の訪問、事務所での職員とのコミュニケーション、午後の訪問後は再び在宅ワークへというハイブリッドな働き方を実践中。職員の満足度も高く、業務の質も向上しています。
直近の取り組みとして、書類作成(特に議事録や会議録など)にAIを導入することで、爆誕で業務改善が出来ています。
これからICT機器を導入しようと考えている方は、ぜひこの5つの戦略を参考に、自事業所に合った形で取り入れてみてください。(ちなみにこの記事もAI機能で製作時間10程度で作成しています)
介護サービスを利用するうえで欠かせない存在――それがケアマネージャー(介護支援専門員)です。
「良いケアマネージャーに出会えたら、介護生活がグッと楽になる」
そう感じているご家族は多いのではないでしょうか。逆に、なかなか相性の合うケアマネージャーに巡り会えず、ストレスを抱えてしまうケースも少なくありません。
この記事では、ケアマネージャー歴10年以上の経験から、「理想のケアマネージャーを選ぶ3つのポイント」をお伝えします。これから介護サービスを使う方、今の担当に不安を感じている方、ぜひ参考にしてください。
目次
ケアマネージャーは、利用者が自立した日常生活を送れるよう、公正中立な立場で支援を行います。
具体的には次のような業務を担っています。
介護保険の申請代行や各種手続き
介護サービスの提案とケアプランの作成
利用者・家族・介護サービス事業者との連絡調整
医療・福祉サービスを総合的に判断しマネジメント
つまり、「介護の司令塔」とも言える役割です。ここで信頼できる人に出会えるかどうかが、その後の介護生活の質を大きく左右します。
方法はいくつかあります。
市区町村役所の事業所一覧表から探す
自宅近くの居宅介護支援事業所をリストアップできますが、出会いは運次第。
地域包括支援センターから紹介
要支援認定時はセンターがケアプランを作成します。区分変更後も担当できる事業所を紹介してくれる場合も。
ネット検索(ワムネットなど)
厚生労働省の公式サイトで事業所の概要やスタッフ数を調べられます。
医療機関からの紹介
かかりつけ医や大病院の地域医療連携室の相談員は地域の情報に詳しいです。
友人・知人の紹介
実際に介護経験のある人のおすすめは信頼度が高く、人気ケアマネは口コミで広まることが多いです。
利用したい介護サービス事業所から紹介
デイサービスなどを先に決め、その運営法人のケアマネを紹介してもらうパターンです。連携のしやすさが魅力。
探す方法は色々ありますが、ここからが本題。では、どうやって「理想のケアマネージャー」を見極めるのか?
これが最重要条件です。
介護の現場では、利用者や家族が抱える悩みや不安は一人ひとり異なります。話を最後まで聴かずにサービス提案をするのではなく、想いに耳を傾け、必要に応じて質問し、気持ちを受け止めながら一緒に考えてくれる。
そんな姿勢があるかどうかが、信頼関係を築く第一歩です。
話を「聴く力」と「引き出す力」、この2つを兼ね備えたケアマネージャーは本当に貴重です。
ケアマネージャーになるには、医療・介護・福祉分野の資格(看護師、介護福祉士、社会福祉士など)が必要です。
この基礎資格や経歴を知ることで、その人の得意分野や強みが見えてきます。
看護師資格 → 健康管理や医療との連携に強い
介護福祉士資格 → 介護全般の相談に幅広く対応
社会福祉士資格 → 制度横断的な支援に詳しい
主任ケアマネ → 豊富な知識と経験を証明
福祉住環境コーディネーター → 住環境や福祉用具に強い
事前にプロフィールをチェックできる場合は必ず確認しましょう。
最後に大切なのが行動力とスピード感です。
「頼んだのに動いてくれない」という不満は、利用者や家族からの苦情で最も多いものです。
特に、デイサービス併設の事業所で「変更を嫌がるあまり対応が遅い」ケースもありますが、ケアマネージャーはあくまで公正中立であるべきです。
依頼への反応が早く、柔軟に動いてくれる人こそ、信頼できるパートナーになれます。
ケアマネージャーも人間ですから、性格や相性の合う・合わないはあります。
初回面談だけで全てが分かるわけではありませんし、最初は手探りでも、徐々に信頼関係が深まることも多いです。
私自身、「頼まれごとは試されごと」という気持ちで、どんな依頼にも全力で対応してきました。介護は短距離走ではなくマラソンです。
だからこそ、焦らず、長い目で、そして少し優しい目でケアマネージャーと関係を築いていくことをおすすめします。
介護生活は、良いケアマネージャーとの出会いで大きく変わります。
もし今の担当が合わないと感じたら、遠慮せず変更も視野に入れてみてください。
そして、自分や家族にとって「話を聴いてくれる」「得意分野が合っている」「動きが早い」――この3つを満たすケアマネージャーに巡り会えるよう、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
医療機関・各地域包括支援センター・介護事業所様宛
新規受け入れのご案内
指定居宅介護支援事業所イデアidea
要介護認定(要介護1~5)をお持ちのかたへ
「介護サービスを使いたいけどケアマネジャーを探している」
「退院後、自宅に戻るのが不安…」
「区分変更を予定しているが、暫定でサービスを継続したい…」
“Introducing Idea — Compassionate care, always by your side.”
そんな利用者様の不安に
「指定居宅介護支援事業所イデア」が支援します
“We provide support to our clients through professional and appropriate care management.”
ideaイデアつ い て 紹介 “We would like to introduce our organization, Idea.”
その(壱)那覇市久米にある独立型の居宅介護支援事
その(弐)ケアマネジャー5名(主任ケアマネ2名)が在籍
その(参)ICT活用による迅速かつ柔軟な支援体制を構築
その(四)地域の医療・介護との豊富な連携実績
お問い合わせについて
指定居宅介護支援事業所イデア(合同会社広至)〒900‑0033 沖縄県那覇市久米1‑8‑15‑1F
TEL:098‑863‑2700 FAX:098‑863‑2701 担当:管理者 屋比久まで
今回、「労務トラブル発生の対応について」と言うタイトルで研修に参加してきました。主にハラスメントへの対策ですが、その内容についてまとめました。
※弁護士への相談内容についてはどのような内容が多いか?
講師による、弁護士の先生によると、「労務トラブルの相談内容について、8割から9割の相談が、パワーハラスメント(以下、パワハラ)であること。その他の相談ではセクシャルハラスメント(以下、セクハラ)であること」と、話されていました。
※訴訟問題のほとんどは示談で解決されることが多い
裁判所に持ち込まれる訴訟の件数は何百とあるそうですが、「パワハラの訴訟の中で判決が出るのは、一年間で1件から2件程度」だと話されます。ほとんどが、示談で解決される事例が多いと話されていました。
大切なことは「お互いがお互いのことを考えることでハラスメントによるトラブルを防ぐことが出来るのではないか?」と問題提起されていました。
※ハラスメントの現状とは
ハラスメントの現状について調べてみました。
(以下、引用)
ハラスメントの現状について、日本では労働環境において様々なハラスメントのケースが報告されています。パワハラスメント(職場での力関係の不均衡を利用したいじめや嫌がらせ)やセクシャルハラスメント(性的嫌がらせ)は広く知られていますが、近年では「カスタマーハラスメント」(顧客から従業員への迷惑行為)や「マタニティハラスメント」(妊娠や育児を理由とした嫌がらせ)も社会問題化しています。企業はこれらの問題に対する対策を強化し、ハラスメントの予防や解決に取り組んでいますが、依然として多くの事例が報告されています
※ハラスメント関連にたいする法整備の意味について
研修の中で、ハラスメンに対して法制化したことに対する効果を挙げていました。具体的に言うと、ハラスメントに対する基本的な罰則はないが、法制化したことで「パワハラの定義」ができたことが一番重要だと話します。
パワーハラスメント(パワハラ)の定義とは、
「職場において優位な立場にある者が、その権力や地位を利用して弱い立場の者に対して不当な扱いや嫌がらせを行う行為」 です。
※ハラスメントの具体的な例として
具体的な例としては、次のような行為が含まれます:
これらの行為は、労働環境を悪化させ、被害者の健康や生活に深刻な影響を与えることがあります。パワハラの被害を受けた場合は、速やかに信頼できる上司や人事部門に相談するなど、適切な対策を講じることが重要です。
※そのほかにもあるハラスメント
その他にも、最近では不機嫌ハラスメント略して「フキハラ」なども理解が広まっています。
「不機嫌ハラスメント(フキハラ)」という用語は公式なものではありませんが、一般的に理解しやすい概念です。これは、職場や家庭、友人関係において特定の人が常に不機嫌な態度を示し、その結果として周囲の人々にストレスや不安を与える行為を指します。不機嫌さを長期間にわたって示し、その場の雰囲気や他人の気分を悪化させ、業務や人間関係に悪影響を与えることから、ハラスメントとして捉えられるケースもあります。
職場では、不機嫌な態度を頻繁に示す上司や同僚がいる場合、周囲の社員が働きづらくなることがあります。家庭内でも同様に、いつも不機嫌な家族がいると、家庭の雰囲気が悪化し、心理的な圧力を感じることがあります。このような状況が続くと、精神的な健康に悪影響を及ぼすことがありますので、早期に対策を講じることが重要です。
以下、セクハラなどの解説も研修で続きましたが、今日はここまで(汗)。私にとって耳が痛い話ですが「立ち居振る舞いを気を付けること」を常に意識づけることが大切と感じました。
イデアでは「ハラスメント」を許しません。一番の示しを自分に課しながら他の職員に周知することで働きやすい環境を整えます。
今回、主任介護支援専門員更新研修へのカリキュラムで採用されているトピックが『適切なケアマネジメント手法について』となっています。
研修に参加する中で、学びとなった部分をブログ記事として紹介します。初めに、「適切なケアマネジメント手法」とは?その概要を説明します。
「適切なケアマネジメント手法」とは
「適切なケアマネジメント手法」とは、要介護高齢者本人とその家族の生活の継続を支えるために必要な支援内容を体系化したものです。
これは、先人たちの知識と実際の状況から得られた知見を体系化し、ケアマネジメントや多職種が効果的な支援を行う上で必要な視点を取り入れた、**科学的な根拠に基づく「仮説」**とされています。
目的と基本的な考え方
この手法は、ケアプランにそのまま位置づけることを想定しているのではなく、インテークやアセスメントの際に「あたり」(初期の仮説)の精度を高め、多職種連携時における情報共有のツールとして活用することを目指しています。これにより、重要な視点や情報の抜け漏れを防ぎ、ケアマネジメントの水準を一定以上に保つことが期待されます。
主な構成と支援の視点
「適切なケアマネジメント手法」は、主に以下の3つの基本方針と、それぞれに紐づく中項目、そして具体的な「想定される支援内容」で構成されています。
Ⅰ 尊厳を重視した意思決定の支援