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「実家に帰ったら、物であふれ返っていた」「親が片付けをしようとしない」――そんな悩みを抱える中高年世代に向けて書かれたのが、平松類著『老いた親はなぜ部屋を片付けないのか』です。
老親の片付けられない理由を医学的・心理的・社会的な視点から丁寧に解き明かし、「怒らず」「焦らず」「無理させず」対応するためのヒントが詰まった一冊です。
介護や終活、実家の片付けに悩む人にとって、親子関係を見つめ直す貴重な手がかりとなる本書を紹介します。
なぜ老いた親は部屋を片付けないのか?
※認知機能の低下と“見えないごみ”
高齢になると、視力や判断力が衰え、「モノがある」ことに気づきにくくなる。
本人は「散らかっていない」と思っていても、実際には危険な状態であることが多いのです。
※思い出の品を手放せない心理
モノには記憶が宿ります。特に戦後を生きた世代にとって、「捨てること」は「大切なものを失うこと」。
そのため、「もったいない」「また使えるかも」という心理が強く働きます。
※“支配される”ことへの抵抗感
子ども世代から「片付けて」と言われると、まるで命令されているように感じ、反発してしまうケースも。
これは“自立”を守るための自然な心の反応でもあります。
【まとめ】親の「片付けられない」には理由がある
『老いた親はなぜ部屋を片付けないのか』は、単なる「実家の片付けマニュアル」ではありません。
高齢者の心理や身体の変化、そして親子関係の機微をやさしく解きほぐしてくれる一冊です。
読後には、片付けの悩みだけでなく、「親の老い」にどう向き合うかを深く考えさせられるでしょう。
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