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月別アーカイブ: 2023年12月

今年もお世話になりました

本日、17時を以って今年最後の営業日を終えようとしています。令和5年1月の仕事始めに際して「今年は地固め年にする」と、運営方針を決めたのがついこの間のように感じます。

春に事務員を配置して、夏に新たな移転先を探し引っ越しを経て、秋にようやく久米の事務所も落ち着くことが出来ました。そして、来年1月から新しい仲間を迎えて新年をスタートできそうです。

そして…令和6年は「飛躍の年」として、職員一同で頑張る一年になりそうです。次年度の介護保険法改正では介護報酬がプラス改定になると発表がありました。ですが、物価高も相変わらずですし世界情勢も混迷を深めています。又、2025年問題と言われる「団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、医療や介護、社会保障費の増大が懸念される」問題に関しては、これからが正念場になると思います。

これからも、様々な問題に直面すると思いますが「すべては学びであり己を成長させてくれる課題である」と信じて頑張る所存であります。

来年もよろしくお願いいたします。

介護支援専門員(ケアマネ)とジェンダーについて

今年の年末大みそか…沖縄では雨が降るとの予報に「今年も初日の出は拝めないのかしら」と、落胆気味な私です。調べてみると、沖縄では年末年始は雨や曇りが多いとの事。記憶を遡ったら、昇る初日の出を雲に邪魔されて…と言う記憶がよみがえってきました。

さて、来年1月からイデアideaでは新しい介護支援専門員(ケアマネ)の入職が決まりました。しかも、イデアideaでは初めての女性(事務員を除いて男性ばかりの職員なのです汗)のケアマネさん。ありがたいご縁に恵まれました(ホクホク)。

「ジェンダー」で検索エンジンに入力すると「「ジェンダー」とは、社会を男と女という性別で二分しようとする思考的特性と、それを「当たり前」なものと人々に認知させる社会状況のようなものと理解できる。」と、回答が出てきます。わたくしの個人的な見解ですが、医療や介護、福祉ではジェンダーという認識が強い業界だと思います。

イデアでの新規相談の中で「利用者さんは、女性ケアマネさんを希望されていますが対応可能ですか?」という問い合わせをちょくちょく受けます。男性ケアマネしか所属していない事を伝えるとお断りされることも多々あります。やはり、相談がしやすい、話し相手には女性が良いという答えが返ってきます。ごもっともです。

そういったニーズに対して、女性の介護支援専門員(ケアマネ)の力が必要だと思っていました。イデアの対応力として幅を広げる為に期待と希望を持って、迎えたいと思います。来年からの新体制についてご期待ください。

電話対応の失敗について

年末の忙しい時期になると、仕事の忙しさからついつい不機嫌になる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?ただでさえ、仕事をしているとサービスの調整が上手くいかない、突発的なトラブルから対応に追われる・・・etc. ついつい、己の未熟さを棚に上げて、常に機嫌よくいられるケアマネさんに尊敬の念を覚えてしまう私です。

個人的な見解ですが、不機嫌になると雰囲気や表情から「おぉぉ・・・今、代表(私)に声をかけることは、今はやめたほうがいいよね」と、周りの職員に気を遣わせるようなオーラを出すのはいけないと思っています。特に不機嫌になりそうな時ほど笑顔で意識して話すように気を付けていますがうまくいきませんね、反省しきりです。怖いのは、不機嫌が声に出ちゃうことだと思います。電話でのやり取りは一番気を付けなきゃいけない訳で「感情は声にでる」と思います。特に顔が見えない、声だけのコミュニケーションだからこそ、声のトーンは常に気を付けています。ケアマネと電話応対というのは切っても切れない大事な業務の一つですが、「電話応対」という話をすると、いまだに思い返すことがあります。

当時10代の頃、私が某レンタルビデオ店でアルバイトとして働いていた時の事です。当時、貸し出したビデオ(DVDでもないのです)を返却日から3日を過ぎると、延滞に対して返却の催促の連絡をお客様に入れるという、今では無理ゲーに近いミッションが下っ端のアルバイト(私の)仕事の一つでした。延滞3日目のお客様に電話(当時は自宅の固定電話)をすると「あ!うっかりしていました。明日、お返しします」と、謝罪と共に返却のお返事をもらえると…「俺っちもやればできるじゃん!」と、自分の自信に繋がっていったのです。

ある日…当時、昼間に通っていた大学で嫌な事があり不機嫌さを持ち込んだままアルバイトについた私。延滞の催促への連絡に関しても慣れてきたことも手伝って、その負の感情が電話口の声として態度に言葉に出たのだと思います。そしてトラブルが起きました。

「今から、店に向かうからな!お前の名前を言え!覚悟しろよ」と、お客様の声。

ささいな言葉のやり取りからクレームになり上記の言葉までお客様に言わせてしまう始末。「お客様は神様」が、当たり前の時代。モラハラ、カスハラなんて言葉も概念もありません。なんてことのないやり取りに対して、私の感情のゆがみから相手に不快を与えてクレームに発展した事例です。当時、夜勤で働いていたので社員も不在でしたが、バイトリーダーに助けられ、その場を乗り越えたのを覚えています。

極端な例ですが、感情(不機嫌)が声に出てしまい相手に不快な思いをさせてしまった出来事でした。あれ以来、職場は移り変われど電話の応対は常に気を付けているというオチでした。お後がよろしいようで。

個人情報を扱うってホント怖い・・・

今年も残り僅かになりました。年末のせわしい雰囲気と街中で無駄に光るイルミネーションが苦手な私です。この時期は「何も問題が起こりませんように・・・」と、業務用の携帯電話が鳴るたびにおびえている今日この頃です。

さて、今日は個人情報の怖さについて思うことを書いていくのですが、世間では闇バイトに応募した若者が高齢者を襲うという凶悪な事件がテレビでも連日のように流れます。ターゲットにされる、高齢者の生活歴を始め、収入や家族構成。離れて住む子供たちの名前や職業はおろか連絡先までを含めた闇の情報を一件につき、〇万円で裏取引されている・・・なんて怖い話を耳にします。

そんな、情報を誰が知りえて悪い人達や組織に流すのだろうかと、よほどのワルか、遠い外国で起こりうる風景のようなイメージでニュースを観ていると思います。ですが、先ほど話した価値のある情報を知りえる立場にある職業が存在するのです。そう「介護支援専門員」が、その職業なのです。

一般的に「アセスメントシート」と言われている、基本情報部分に目を向けると「それ」が書いてあると思います。もしも、書いていなければ減算対象になるので項目は必ず埋めましょうと保険者から運営指導が入ると思います。介護支援専門員(ケアマネ)は利用者さんの支援をする際にデリケートな情報を聞き取ることをします。その情報が如何に貴重で価値があることなのか?を理解している介護支援専門員(ケアマネ)と、業務のオペレーションなので、惰性で聞き取りしているか?によって個人情報の管理にも意識の違いが出てくると思います。

イデアでは、パソコン機器のサーバーにセキュリティ対策を万全にしています。職員にも入社の際には社員契約と共に誓約書を取り注意喚起を促しています。事務所から支給されるパソコンを他の人(例え職員間であっても)に貸さない。パスワード管理などを徹底しています。もちろん、人間なのでうっかり・・・という事もありますが、声かけや事務所内の勉強会をする事で意識づけが出来る様に指導していきます。

上記の内容を、不特定多数の大勢の目に触れるSNSで、下手に投稿なんてしてはいけないと思いつつ、あくまでココだけの話しという事で今日は締めたいと思います(怖いでしょ?)。

ケアマネと言霊(ことだま)について考えてみる

タイトルにある「言霊」って表現に、なんだかおどろおどろしいスピリチュアル(最近では略語で「スピっている」と言うらしい・・・)な感じがしてこのページを閉じようとしたアナタ!もうちょっとだけ読んでいって!損はさせないよ(おいおい)。

私が、介護支援専門員(ケアマネ)のお仕事をするようになって、自分の中で一番に意識改革したことは「ことばの使い方に気を付ける」という事でした。介護支援専門員(ケアマネ)の仕事は人に会うのが仕事ではありますが、同時に「ことば」で勝負する仕事だと思っています。相談対応然りケアプランをはじめ書類作成然りと、業務内で言葉を使う範囲が介護医療福祉職の中で介護支援専門員(ケアマネ)は多いほうに入ると思います。ここまで読んでピンときたアナタはカンが良い!そう、言葉は力を持つ(言霊)という概念について考えた事を今日は伝えたいのです。

検索エンジンで「言霊」と検索すると次の言葉が出てきます「言葉にあると信じられた呪力」と。言葉には魂がこもる。言葉を発すると、その言葉に力(魂)が宿り良くも悪くも様々な効果が表れると古くから言われています。万葉集でも柿本人麻呂が「この国は言霊の幸わう国ぞ」と謳いました。まぁ、簡単に言えば、良いことを言えば良いことが起こる。そうでない言葉を言えば・・・言わずもがなですね。

そこで、介護支援専門員(ケアマネ)と言霊の何が関係あるの?と思ったアナタ!いやいや、関係が大ありじゃないですか!利用者さんの事の生活が少しでも良いようにケアマネジメントする中で良いようになりますようにと願う訳です。私は、そのこと(良いことが起こりますように)を願う時に、その言葉を発することを「祝福」と言います。

どうしても、お年を重ねると「体がいうことをきかない」「病気が苦しい」「周りに誰もいなくてさみしい」などと、日ごろから利用者さんの訴えを聞くことが多い立場こそが介護支援専門員(ケアマネ)だと思います。そこにテキトーに相槌を入れて「ハイハイ、〇〇さん。デイサービスに通えばソレも良くなりますよ」なんて、それこそテキトーなことは利用者さんに言えない訳で。

利用者さんの思いや訴えは真摯に聞く。そのうえで、少しでも明るい事、きれいごとにならない様に前向きな事を利用者さんやご家族に伝える事が出来るのは介護支援専門員(ケアマネ)だと思います。例え、ネガティブな話でも言い換えや考え方によってはポジティブに考えることもできます。それを私たちは「エンパワーメント」と言います。介護支援専門員(ケアマネ)では専門用語になる「エンパワーメント」という言葉を私はあえて「言霊(祝福)」と呼びたいと思います(勝手に言っています)。

このページを最後まで読んでくれてありがとうございます。あなたの人生が少しでもより良い人生となりますように。

ケアマネ更新研修の受講料を全額負担するということ

介護支援専門員の資格について話題になる中のひとつに「ケアマネって資格は国家資格でも無いのに更新制で更新にかかわる法定研修の費用やテキスト代が高い」って話が上がってきます。後、「国家資格の教員免許でさえ更新制は廃止になったのにケアマネだけ何時まで・・・(と言う話もあったり、なかったり)」

東京都では来年度に向けてケアマネジャーの更新研修の受講料を軽減する施策を講じ始めた…なんてニュースも聞こえてきますが、全国(沖縄も含めて)規模で展開されるにはまだまだ時間がかかるかもしれません。

イデアでは更新にかかわる法定内研修やテキスト代金、それ以外でも有料の研修に関しても会社が負担する事としています。その理由は「業務で使用する資格だからこそ会社が負担するべき」という考え方と「イデアで少しでも成長して欲しい」という願いを込めているからです(職員もホームページを見るので嘘はつきません(笑))。

又、社会福祉士を目指したいという方にも、ハローワークで職業訓練給付金等の制度を活用して資格取得に向けてサポートしたいと思っています。私も制度を活用して社会福祉士を取得しました。論文や課題などのアドバイスやスクーリング授業に参加できるように業務の調整等、サポートをしたいと思います。

イデアで成長したい!って、理由で就職したい方も大歓迎です。もちろん、主任介護支援専門員取得についても費用等も含めサポートします。ぜひ、お問い合わせだけでもお気軽に。

「困難事例」と言う利用者はそもそも存在しないわけで

前の職場は、ここだけの話ですが…正直言うと必ずしも良い労働環境だとは思いませんでした。私も退職の際に周りにはご迷惑をかけた身でもあるので、批判や陰口と言った詳細は控えますが、逆境に身を置いたからこそ今の職場環境が創れる事に今では心から感謝をしています。その中で、唯一今でも心に残っている前の上司の言葉があります。

 

「困難事例という利用者は存在しない。利用者を困難事例と決めつけるのは私たち支援者であって利用者本人ではない」

その言葉に共感できたからこそ頑張って来れたのだと思います。

世田谷区のホームページでは「「困難事例」という表現は、介護支援専門員向け、あるいは他のヒューマンサービス職向けの書籍等の中でよく用いられている。 このような場面で使われる「困難事例」は、厳格に「介護支援専門員が(必ず)困難を感じる事例」という意味ではなく、「介護支援専門員が困難を感じることが多い事例」という意味で用いられている」と言う、吉江悟氏(特定非営利活動法人東京都介護支援専門員研究協議会理事)の解釈が一番わかりやすかった。

あくまでも「困難事例」と言う認識は介護支援専門員側から見た相対的な概念であり「困難事例」と言う言葉を使う際には、前記の認識が含まれている事を理解したほうが良いと氏の論文では警告している。

例えば、「いわゆる困難事例(と言う表現を使います)」と呼ばれるケースには「支援を拒否する利用者」と言う場面に遭遇する介護支援専門員も多い。困っている状況に置かれている利用者に対して、介入する介護支援専門員側としては「サービスを介入することによって状況を少しでも良くしたい」と言う想いから、拒否される(状況が動かない)ことに「困難を感じる」と認識してしまう。そこで補助線を引いて考えてみたい。

日本国憲法第13条では「日本国憲法 第13条(にほんこくけんぽう だい13じょう)は、日本国憲法の第3章にある条文で、個人の尊重(尊厳)、幸福追求権及び公共の福祉について規定し、第11条・第12条とともに、人権保障の基本原則を定めている」と、あるように幸福追求権について書かれている。ジョン・スチュアート・ミルの「自由論」では「個人の幸福への関心を最大限に持つのは本人である。すなわち他の人から見て賢明であるとか正しいからと言って、何かを強制する事は正当ではありえない。生命や身体など自分の所有に帰するものは、他者への危害を引き起こさない限りで、たとえその決定の内容が理性的に見て愚行と見なされようとも、対応能力をもつ成人の自己決定に委ねられるべきである、とする主張である」と、言ってもなんのことだか解らない!って思うが…乱暴にいうと「幸福追求権って言い換えると愚行権とも言える。他人に迷惑をかけなければ他人から見て愚かなことをしていると思っても、それは個人の権利だ!」ってことになる。

そういった補助線を入れて利用者を見てみると「いくら困難事例だと(介護支援専門員が)見えても、周りの環境や本人の置かれている状況が必ずしも良い状況(と言う介護支援専門員の認識)では無くても、熟慮の末に利用者自身の身体や周りに直ちに危害が及ばないと判断できるなら見守る(何もしない)という判断もアリ」ではないか?と私は考える。

と言う事を、過去に社会福祉士のスクーリング授業で意見をしたら「あなたの考えは間違っている。よろしくない環境であるなら支援者は介入すべきだ」と、一刀両断されてしまったので必ずしも正解な解答ではないことも記しておきます。あなたにとって困難事例とはなんだろうか?と、一度考えてみるのも勉強になると思います。

 

 

引用元(世田谷区ホームページ)より

www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/fukushi/001/001/006/d00029863_d/fil/29863_5

陰徳を積むってどういうこと?

「いんとく」とキーボードで入力しても一番上に出てこない「陰徳」という文字。なじみがない概念(いわゆる死語)なのかと思い、AIチャットで検索すると・・・

陰徳とは、人に知られないよう密かにする良い行いのことです1陰徳を積むことで、自分自身の成長や、周りの人々の幸せにつながることがあります1陰徳を積む方法として、以下のようなことが挙げられます1:

  1. 誰にも知られないように寄付をする
  2. 誰も見ていない所でゴミを拾う
  3. 会社の同僚や家族の幸せを心から祈る

ただし、どんなに良い行いをしても、人に知られた時点で陰徳ではなくなります1人に知られないように密かに良い行いをすることが陰徳ですから1陰徳を積むことが良いことなのか分かりづらいと思いますが、陰徳を積むことで、自分自身の成長や、周りの人々の幸せにつながることがあります1.

上記の回答が出てきます。人に知られる事無く善い行いをする事だという事が解ります。どうして、今回は陰徳について話しているかと言うと、以前に特別養護老人ホームで働いていた時、100歳近い利用者さんに「あんたは、陰徳があるね~」と、言われたことが(しかも事あるごとに何度も)何年も忘れられないからなのです。最近は、ケアマネジャーと言うお仕事じたいが「陰徳を積む修行だな~」と思うこともあり陰徳について話そうと思った次第です。

どうしても利用者さんを支援していると、制度から零れ落ちてしまうようなケースに遭遇する場合があります。いわゆる「困難事例」と言われているケースです。

そのよくある事例として「ゴミ屋敷」のお片付けですが、利用者さんが住んでいる自宅で生活が出来なくなり、施設に入所となると利用者さんのご家族が居ない場合に「誰が後片付けをするか」という問題が起こります。地域包括支援センターや生活保護(福祉事務所)課、又は不動産や自治会に相談しながら周りの支援者に相談をして助けてもらうのがセオリー(なのかは解りませんが)かもしれませんが、本音を言えば誰もやりたがらない仕事だと思います。そんな仕事を率先して対応していると「自分で何をやっているのだろうか・・・」と、ふと落ち込むこともありますが「誰かが困っているなら、黙ってそれを助ける人がいても良いのではないか」と考えるようにしています。おかげさまで、ゴミ屋敷を片づけるのがうまくなったのはココだけの話し。それを「陰徳を積む」と言うかは置いておいて、他の職員にはそんなこと(ゴミ屋敷の片づけるような困難事例ケースを担当させること)は絶対にさせないと心に決める管理者なのでした。

ケアマネジャーが独立を考えるときに知っておきたいこと|メリット・デメリットと実践的アドバイス

ケアマネジャーが独立を考えるときに知っておきたいこと|メリット・デメリットと実践的アドバイス

ケアマネジャーとして働く中で、「もっと利用者に寄り添った支援をしたい」と強く感じた経験はありませんか?
しかし現場では、組織のマニュアルや収益性が優先され、理想とのギャップを痛感する場面も多いはずです。人間関係や労働環境の課題から、**「自分の理想を誰にも縛られずに実現したい」**という思いが独立のきっかけになるケースは少なくありません。

本記事では、実際に独立開業したケアマネジャーの経験をもとに、メリット・デメリット、そして成功のためのアドバイスをまとめます。


独立のメリット

1. 理想の支援を実現できる

組織の制約から解放され、訪問頻度や連携方法などを自分の裁量で決定可能。
地域資源を最大限に活用し、「自分ならではのケア」が形になります。

2. 収入の上限がなくなる

努力と経営手腕次第で収益を伸ばせます。利用者数増加やサービス品質向上が直接収入に反映されます。

3. 働き方の自由度が高い

勤務時間や休日をライフスタイルに合わせて設定可能。
自宅事務所なら経費計上もでき、税務面でのメリットも期待できます。


独立のデメリット

1. 経営責任の重さ

利用者支援に加え、人材管理や契約業務など経営全般を担う必要があり、精神的負担は増します。

2. 収入の不安定さ

開業初期は赤字の可能性も。営業や利用者確保に苦戦すれば生活資金が不足するリスクがあります。

3. 法制度や行政対応の習得

介護保険制度や福祉関連法規を理解し、申請・報酬請求などの事務手続きを正確にこなす必要があります。


独立を成功させる3つのアドバイス

  1. ICT機器を活用して効率化
    介護ソフトやe-FAXで在宅ワーク環境を整え、無駄な出勤を減らす。

  2. 時間の価値を最大化
    家族との時間や自己投資の時間を増やせる環境は、お金以上の価値があります。

  3. 借金は「時間を買う」ための手段
    金融機関からの借入を活用し、開業準備や効率化の投資を早期に実行。


開業準備のポイント

  • 専門家に任せる
    法人登記や社会保険、税務手続きは士業に依頼し、自分は営業や指定申請に集中。

  • 質の高いテンプレートを活用
    運営規定やマニュアルは既存の優良コンテンツを活用して時短。


まとめ

ケアマネジャーの独立は決して簡単ではありません。
しかし、「お金」と「時間」を自分の裁量で使える自由は何ものにも代えがたい魅力です。

理想の支援を追求し、経営者としての責任を引き受ける覚悟があるなら、独立はあなたのキャリアを大きく飛躍させる選択肢になるでしょう。

【関連記事:ケアマネージャーとして独立を考えるなら】

本日、忘年会につき・・・

本日、弊社では毎年12月の第三金曜日は賞与支給日と併せて忘年会を予定しています。夕方から出かけますので早朝の投稿になります。ブログは以上になります。取り急ぎご報告まで。