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在宅勤務のメリット&デメリットについて
以前、紹介したブログの内容から抜粋します。『国土交通省の2023年度調査によると、直近一年間に自宅などでテレワークをした会社員、公務員らの割合は16.1%で前年度から2.7ポイント減ったという記事を見ました。新型コロナウイルス感染症対策として普及したテレワーク(在宅ワーク)だが、週に1回~2回だけテレワークをする人の割合が増えており、出社と併用した働き方が広がりつつあるようだ』と記事は締めくくっています。
ケアマネージャーと言う仕事は、コロナ禍前(イデアが起業したのは、新型コロナウイルスが流行る直前でした)から在宅ワークと相性が良く、自宅で仕事が出来る環境を整備すれば仕事も生活の質も向上するはずだと常々考えていました。
実際、起業当初から在宅ワークとICTの整備に力を入れて、沖縄県内では在宅ワークができる環境の事業所ランキングとして末尾に入ると思います(そのようなランキングがあればですが)。
今回は、事業所立ち上げから4年。イデアで実際に私が感じた職員から聞いた「管理者は見た聞いた」内容を基に、在宅勤務のメリット&デメリットの観点から、課題をいくつか考えてみたいと思います。
課題:1 従業員のオンとオフの区別が出来なくなるのでは?と言う不安に対して
仕事とプライベートの距離感は人それぞれです。「家で仕事をしていると、緊張感が無くなる」「家事をしながら仕事ができるので助かる」「通勤時間の渋滞が緩和されるのでストレスがない」「気を抜くと、時間外や土日でも仕事をしてしまう」と、言ったメリット、デメリットが挙げられます。
イデアでは、事務所への出勤も在宅ワークも自由でlineワークスにスケジュールの報告をすれば自由に働き方は選べるメリットはそのまま。かく言う、私は「在宅勤務中心派」。毎週、月曜にイデアで開催される週間ミーティング以外は基本的に在宅ワークから始めます。
在宅ワークの恩恵をうける
その理由は、今年、娘が保育園から認定こども園へ進級したことで登園時間も変わった事。送り迎えは基本、私の役割だけれど、こども園の受け入れが保育園より30分遅い。
それだけで事務所へ出勤が間に合わない。毎週、月曜は祖父(私の父)に、朝の送りを頼むのが精いっぱいなので、このシフトは今年四月からシフトは譲れません(威張るな)。
会社の代表(私)がこんな調子なので、朝は事務所に居ないのが当たり前の風景。管理者(私)が朝に事務所に居ないのは良いか悪いかは置いておいて、大事なのは「出勤か在宅ワークか選べる自由がある」という職場風土が大事だと思います。「職場の皆、(特に上司)が、毎日、朝早くから出勤しているので、在宅ワークがやりにくい」という空気は微塵も無いイデアの職場環境でした。
課題:2「家で仕事をしていると、緊張感が無くなる」
逆にデメリットとしては、「家で仕事をしていると、緊張感が無くなる」について。イデアでは、在宅ワーク及び事務所へ出勤も自由に任せています。
「事務所で仕事をする方が集中できる。仕事の事で解らない事があれば、他のケアマネさんから聞けばいい。たわいない話をして愚痴や不満を発散したい」と、そう言って用事がないのに(失礼)事務所に来て過ごされるケアマネさんもいます。
時間の管理はしっかりと
ただ、時間外の労働は控える様に職員に言い聞かせています。パソコンからFAXを送ると通知が私に来るようになっています。土日に通知が来ると「時間外に仕事をしないように」と、伝えています。これは、後日話す「イデアの成果主義の功罪」と、原因が重なると思います。
後は、「家で仕事をしていると、緊張感が無くなる」ですが・・・。たまには良いのではありませんか(小声)。ケアマネージャーと言う仕事は精神的にとても疲労する「感情労働」の最もたる仕事だと思います。疲れたなら、少しくらい布団にダイブしても誰も見ていませんよ。ウフフ・・・ 御後がよろしいようで。それでは・・・
「在宅ワーク」の功罪と「ケアマネージャー」としての働き方について~その②~
【関連記事:個人ブログ「在宅ワーク」の功罪と「ケアマネージャー」としての働き方について(→をクリック)https://yabiccho-san.com/%e3%80%8c%e5%9c%a8%e5%ae%85%e3%83%af%e3%83%bc%e3%82%af%e3%80%8d%e3%81%ae%e5%8a%9f%e7%bd%aa%e3%81%a8%e3%80%8c%e3%82%b1%e3%82%a2%e3%83%9e%e3%83%8d%e3%83%bc%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%bc%e3%80%8d%e3%81%a8/】
マナビのチカラ
ケアマネジャーとして業務をしていると、「知識」の必要性を嫌と言うほど実感します。もちろん、どの職業、職種においても、「知識」と「経験」は必要だと言える事でしょう。
医療や介護、福祉においても、特にケアマネジャーのお仕事に関しては、学ぶことを続ける事が出来る人じゃなければ続けていくことはできないと思います。
【前回の記事より:マナビノチカラその①】
無資格で介護職へ飛び込む
いきなり、私個人の経験談で恐縮ですが、今から、17年前に無資格で「介護業界」に飛び込んだ私。「子供の頃から祖父母に育てられたので、恩返しだと思いこの仕事を選びました」と、モチベーション高く、当時は若かったこともあり身体的な負担や夜勤も厭わず介護の現場が自分にはとてもあっていたと感じました。
職場環境もそうですが人間関係も含めてとても楽しく「これは、私にとって天職だ」と想ったことが昨日の事のように思い出せます。
ある日、介護職として働いていた私に看護部の部長さんが私に言いました。
知識と言う根拠の裏付け
「あなたは、とてもこの道に向いている人だと思う。だからこそ言うけれど、この仕事を選んだからには一生懸命に学びなさい。自己流になったらいけない。自己流になると人は視野が狭くなる。テキストに書かれている先人の知識と経験を学びなさい」
と、真剣に話してくれました。「知識があれば、自分の仕事に説明ができる。根拠がある、裏付けされたケアに対して人は信頼するものだ」と、部長は話されていました。そのエピソードを忘れた事はありません。
機転を利かすということ
ケアマネジャーの業務は、利用者やご家族が抱える問題に対して解決に導く為に知識と経験に培った能力が問われます。
様々な問題(困りごと)に対して、状況に応じて利用者への問題解決に対して社会資源(介護保険制度をはじめとした社会保障の知識)に精通するだけではなく、インフォーマルサポート(家族だけでなく地域の協力も含む)を活用する必要もあり、思いもよらないトラブルに対して臨機応変に対応を問われます。
「デイサービスを週3回にヘルパーを週1回、お掃除でスケジュールを組みましょう」と、介護保険サービスに繋げれば利用者やご家族の問題がすべて解決する!と言うのなら、ケアマネジャーは必要ないと思っています。
私個人の意見ではありますが、心の底では密かに思っています。「介護保険に繋いだから介護のすべてが解決できるほど、人間はそんなに単純じゃねぇんだよ」って。
信頼関係というみえない評価
利用者やそのご家族を含めて支援していく前提として必要な条件が「信頼関係」を築くことが大前提だと、どのケアマネジャーに聞いてもそう答えると思います。単純に信頼関係とは何かと言われて「私は、利用者や家族と信頼関係はできている」と、私も含めてそう思ってしまいがちです。
ですが、大切なことは「この人は信頼できる人だ」と思うのは、私ケアマネジャー側からの意見では無く、あくまで利用者やご家族の立場からの評価だという事です。
そして、利用者や家族という相手の心の中身は知れるはずもありません。「ケアマネジャーはいつも、利用者や家族から試されている」と、思って私は毎回、訪問時に面談に臨みます。初回の訪問から始まり、毎回すべての面談が真剣勝負で利用者やご家族の話を聴き、真摯に対応しています。
解らない事に対しては相手に対して説明する事も大事です。私が解らない事に対しても、きちんとお調べをしてから回答すると言う対応も大事にしています。
ですが、それ以上に「相手の話に対して真摯に耳を傾けて傾聴する」と言う姿勢さえも知識がないと実践できません。コミュニケーション能力が高くないとケアマネジャーのお仕事は出来ないのかと、思うかもしれませんが「対人援助技術」と言う知識を学ぶ事でスキルを高められます。
【関連記事:個人ブログ・「ケアマネージャーが機転を利かすということ」】
おひとりさまの老後
「結婚していてもしていなくても、最後は必ずひとりになる。でも、知恵と工夫さえあれば、老後の一人暮らしは怖くない」と、謳ってベストセラーになった、上野千鶴子著「おひとりさまの老後」。
上野千鶴子氏のファンで過去の著書は何冊も読んでいるのだが、高齢者を支援する立場から、この本だけは素直に読めなかった私に改めて考えさせられる本を先日読んだ。
タイトルがズバリ、沢村香苗著「老後ひとり難民」だ。「世はおひとりさまブームだが、『ひとり』のまま老後を迎えて本当に大丈夫だろうか?」と、警鐘をならします。
配偶者や子供などの「身元保証人」がいない高齢者は、入院だけでなく、施設への入居を断れることも多い。認知機能や身体機能の低下が原因で起こる様々な老後の現実問題を提起した一冊になっています。
身寄りがいないと困難事例に…
実際に、新規相談で依頼があった際に、イデアでも事前に確認する基本情報として「キーパーソン(身元保証人)」の有無を確認する事になっています。
キーパーソン不在、いわゆる「おひとりさま」だと、困難事例の扱いになってしまうケースもあります。
もちろん、そうならないように事前の確認や関係機関との連携を密に図り支援に臨むわけだが、「おひとりさま」に対応できる「ケアマネ」もベテランのケアマネに委ねるなど対応は限られています。
介護保険制度は家族が居る事を前提に制度設計されているという事実について
実際に著書「老後ひとり難民」を読んだときに考えさせられたのだが、「介護保険は面倒を看る事のできる家族が居る事を前提に制度設計されている」という、沢村氏の指摘が秀逸でした。
戦後、同じように創設された年金制度も老後は子供たち、同居家族の世話(扶養)になることを前提に制度を設計されています。
老齢基礎年金だけで老後の独り暮らしができるはずもないのは明らかだからです。
厚生労働省の構想では、市町村や社会福祉協議会(社協)などの相談窓口に「コーディネーター」を配置し、法律相談や終活支援、財産管理、死後の残置物処分等を委託できる民間業者へ繋ぐとしているが、民間業者も少なく値段もピンキリで法的な制度もされていません。
例え契約が出来たとしても、「支払った金額に対して対価を感じられない」と、トラブルになるケースも多いです。
「もし、認知症なって意思決定が難しくなったら、体が言う事が利かなくなったら・・・」と考える事を、そもそも想像したくも無いという高齢者も多いのが、現場で働いていると実感として感じます(あくまで、私個人の意見です)。
身寄りがいない「おひとりさま」利用者の身元保証人の代わりの役割を誰が対応するのか?が、疑問になります。
「病院受診に自分で行けなくなったら誰が連れて行ってくれるの?」「銀行から金銭の引き出しをするの?コンビニで公共料金の支払いを誰がしてくれるの?」「入院になったら誰が連帯保証人になるの?入院中の必要な物品や差し入れは誰が持ってくるの?」「自分が亡くなったら誰が住まいを、葬儀をしてくれるの?」
答えはもちろん教科書に書いていません。
家族(身元保証人)の役割は「ケアマネ」に丸投げすればよいという『無言の圧力』
問題なのは、実際に誰が身寄りがいない利用者に対して、「社会資源に繋げる為の手続きをするのか」と言う疑問です。
社会資源に繋げる前に、利用者から制度の説明と承諾を得る必要があります。制度や民間事業者に繋ぐともちろん費用も発します。
費用の面も、もちろん説明します。
すると…「お前(私:ケアマネ)に頼めばタダでやってくれるのだろう?」
と、過去に言われたことも実際にあることも記しておきます。
又、「おひとりさま」を支援していて、感じるのことは『家族(身元保証人)の役割は「ケアマネ」に丸投げすればよい』という、『無言の圧力』です。
例の一つとして「ケアマネが病院受診の付き添いをしれくれる」と、医療機関からも実際に言われた事があります。
現場では実際に対応しているケアマネも多く業務の圧迫になっています。
さいごに
国会では介護保険法の制度見直し時期になると「ケアマネも自己負担を導入するべき」という論調が挙がってきます。
利用者から自己負担を頂くと、公正中立が保てなくなる云々の前に「ケアマネの業務の範囲内を明確にすべきだ」と、何年も前から思っています。
ようやく「ケアマネのシャドウワーク(業務範囲外の仕事)」を明確すべきだと論議が上がってきたのは喜ばしい事でもある一方で・・・「トイレットペーパーの芯を流したら便所が詰まったから直しに来い!」と、利用者に言われて仕事帰りに便所掃除に行ったことが昨日の事の様に思いかえされる私です。
※参考文献:上野千鶴子著「おひとりさまの老後」、沢村香苗著「老後ひとり難民」、橘玲著、「D・D(どっちもどっち)論~解決できない問題~には理由がある
【関連記事:個人ブログ・「老後ひとり難民」を読んでわかる独居高齢者が直面する3つの課題を読むなら(↓)をクリック】
「休日は仕事の電話やメールは無視したいけれど、上司や仕事関係者からの連絡は無視できない」、「勤務時間外でも連絡がくるとリラックスできない」と、休日や時間外の仕事の連絡に悩むことはありませんか?
今回は、そんな方に向けて、「つながらない権利」から考える、仕事との距離の取り方をテーマに記事を書きました。
今回は、参考テキストとして、ブレイディみかこ著、『転がる珠玉のように』から「つながらない権利」を一部、引用しています。
「つながらない権利」とは何か?と、聞きなれない言葉に「??」となる方もいると思います。日本では「時間外労働ハラスメント」のほうが有名だと思います。
「つながらない権利」は、「労働者が労働時間外に安心して休息を取れるようにし、健康的なワークライフバランスを維持するためのもの」で、フランスでは2017年に法制化されました。他の国(ポルトガルなど)でも議論が進められています。
企業側には、労働者の権利を尊重し、無理な連絡を避けることが求められます。特に、メールや電話の使用に関してガイドラインを設定することで、労働者の精神的・身体的な健康を守る取り組みが重要となります。
時間外や休日に仕事の連絡から解放される「つながらない権利」ですが、先日、ブレイディみかこ著「転がる珠玉のように」というエッセイで「つながらない権利」というタイトルを読みました。
著者の、みかこと出会ったとある女性がメールで上司とのやり取りにストレスを感じているという話です。
「夜とか早朝にも(上司からの)メッセージがくるのがつらくて。勤務時間外にさすがに電話は無いけど、既読になっているのがわかると返事しないわけにはいかないし」と、愚痴をこぼすシーンが印象的でした。
「スマホはライフワークバランスの敵だなって、つくづく思う」と笑っていたが、人間はコンピュータではないから24時間繋がっている訳にはいかないと著書は話します。
(以下、引用)
昨今、話題になっている「つながらない権利」がまさにこのことだ。ポルトガルではすでに「つながらない権利」が法制化されていて、勤務時間外に企業が従業員に連絡してはいけないことになっているそうだ。もちろん、いくつか例外と見なされるケースはあるが、原則として、勤務時間外に上司が部下に連絡したりすると、企業に罰金が科されるらしい。
「つながらない権利」が労働者の権利として注目されるようになってきたのは、ハイブリッドワーク制を取り入れた企業が増えたからだ。自宅で働くことが許されると、自由になれるような気がする。が、なぜか在宅勤務が広がると、企業は勤務時間外にも従業員たちに連絡を取るようになってしまったという。ロックダウン中に「どこにいてもテクノロジーがあればつながれる」ことを実感したせいなのか、「どうせ家で働いているのだから、勤務時間なんてあってないようなもの」と思うようになってしまったのかは謎である。
しかし、時間に関係なく連絡を取れる側からすれば、常にご主人様の呼びかけに応じなければならない住み込みの召使になったようなもので、気が休まらない。
(ブレイディみかこ著、『転がる珠玉のように』206ページより引用)
本文でも、「つながらない権利」が労働者の権利として注目されるようになってきたのは、ハイブリッドワーク制を取り入れた企業が増えたからと、ありましたが、ハイブリッドワーク(出社と在宅ワークが可能)な環境が原因だと思います。
特に、コミュニケーションツールの要である携帯電話の進歩が目覚ましいと思います。Lineアプリで気軽に連絡が出来て、内容を読んでくれた証である「既読」が付くのも便利で有難いなぁ~と思います。
アプリ機能だけではなく、ショートメールにも同じ機能が付く時代になりました。繋がり易い世の中だからこそ、最近はその弊害も感じる様になったというのが今回の主題でもあります。
特に、イデアでは、ハイブリッドワーク(出社と在宅ワークを自由に選べる)体制をとっているので、直接あって会話をする機会よりもコミュニケーションツール(lineワークス)などで連絡を取ることが多いのですが、時間外や休日には職員への連絡を極力控えています。
「テレワーク」の功罪と「ケアマネージャー」としての働き方について~その①~
「在宅ワーク」の功罪と「ケアマネージャー」としての働き方について~その②~
逆に、勤務時間内であれば、「事務所に寄れない」などと小まめに共有ラインで報告をするなど、コミュニケーションには積極的に取るように心がけています。ちょっとした心遣いで働きやすい環境も作れるのではと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※「つながる権利」と「ケアマネジャーのお仕事」についてを改題し加筆修正しました
【関連記事:個人ブログ・仕事とプライベートのバランスを取るための3つの戦略について】
ハイブリッドワークという考え方
国土交通省の2023年度調査によると、直近一年間に自宅などでテレワークをした会社員、公務員らの割合は16.1%で前年度から2.7ポイント減ったという記事を見た。
新型コロナウイルス感染症対策として普及したテレワーク(在宅ワーク)だが、週に1回~2回だけテレワークをする人の割合が増えており、出社と併用した働き方が広がりつつあるようだと記事は締めくくっている。
もちろん、業種や勤務地によって格差はあると思うけれど「基本的には会社に出社して仕事をしたい(しなければならない)」と思う、現役の働き手が多い事を示唆するデータだと思われる。あとは職場の空気とか、会社内の人間関係を肌で感じる方が良い等とこのデータを基にテーマを深堀すれば話は尽きないと思う。
イデアでは、事務所への出勤も在宅ワークも自由でlineワークスにスケジュールの報告をすれば自由に働き方は選べるメリットはそのままだ。出社と在宅ワークの組み合わせが自由な候環境を「ハイブリッドワーク」と言うらしい。
「テレワーク」の功罪と「ケアマネージャー」としての働き方について~その①~
「在宅ワーク」の功罪と「ケアマネージャー」としての働き方について~その②~
その一番の恩恵を授かっているのが私だと思う。私事だが、新年度から娘が保育年から認定こども園へ進級したことで登園時間も変わった。送り迎えは基本、私の役割だけれど、こども園の受け入れが保育園より30分遅い。
それだけで事務所へ出勤が間に合わない、前の職場に勤めていたら、遅刻が確定の毎日に明日にでも辞表を提出していたと思う(妻に仕事を辞めてくれだなんで口が裂けても言えない)。
会社の代表(私)がこんな調子なので、朝は事務所に居ないのが当たり前の風景。管理者(私)が朝に事務所に居ないのは良いか悪いかは置いておいて、大事なのは「出勤か在宅ワークか選べる自由がある」という職場風土が大事だと思う。「職場の皆、(特に上司)が朝早く出勤しているので、在宅ワークがやりにくい」という空気は微塵も無いイデアの職場環境でした。
【関連記事:個人ブログ・「在宅ワーク」の功罪と「ケアマネージャー」としての働き方について】
ケアマネの仕事をしていると、介護保険の調整だけでなく様々な(主に人間関係に起因したことがほとんどですが)問題が起こります。
あるケアマネさんが仰っていました「デイサービスに通って、にこにこ笑いながら『デイサービスに通うのが楽しいよ』と、満足そうに微笑んでいる利用者さんが35名いればケアマネの仕事も楽なのに」と、炎上すれすれ彼のケアマネさんの発言に共感する私です。
ですが、現実は思いもつかない事ばかり…利用者様だけではなく事業者や医療機関、果てはキーパーソンのご家族からも要望があがります(もちろん、大事な要望でもあります)。
利用者様を支援する上で、無理難題な課題に対しては、自分の能力や努力を棚上げして「それ、ケアマネの仕事じゃ無いですよね?」と、申し開きもできるなら苦労はないのですが…毎日のように起こる問題に対して振り回されてばかりだと、自身のケアマネに問われる資質を疑うばかりです。反省の日々であります。そんな日々から思うケアマネに必要な能力とは「機転を利かす」こと…その一言だと思い知らされます。
そこで、「機転を利かす」とは…いつものようにGoogle先生のチカラを借ります。
機転が利くとは、「状況に応じて、臨機応変な行動をスピーディーに取れること」を意味します。
例えば、トラブルが起こった際にスムーズに解決まで導いてくれる人、その場の状況に合わせて柔軟に対応できる人などが挙げられるでしょう。
さらに機転が利く人の特徴として…
状況判断が上手い
洞察力がある
思考が柔軟である
の三つを挙げます。
その特徴を活かして問題解決を図る、目的を達成しやすくなると説明します。そう、ケアマネに求められる能力の一つに「問題解決能力」が挙げられるようにケアマネとは逆説的に「機転が利く」事が必然の能力だという事が挙げられるのです。今日も無理難題がやってきます。マニュアルに載っていません。機転を利かすべく己の頭で物事を考える毎日です(今日も何を言っているのかわかりません)。
ケアマネジャーとして働く中で、「もっと利用者に寄り添った支援をしたい」と強く感じた経験はありませんか?
しかし現場では、組織のマニュアルや収益性が優先され、理想とのギャップを痛感する場面も多いはずです。人間関係や労働環境の課題から、**「自分の理想を誰にも縛られずに実現したい」**という思いが独立のきっかけになるケースは少なくありません。
本記事では、実際に独立開業したケアマネジャーの経験をもとに、メリット・デメリット、そして成功のためのアドバイスをまとめます。
組織の制約から解放され、訪問頻度や連携方法などを自分の裁量で決定可能。
地域資源を最大限に活用し、「自分ならではのケア」が形になります。
努力と経営手腕次第で収益を伸ばせます。利用者数増加やサービス品質向上が直接収入に反映されます。
勤務時間や休日をライフスタイルに合わせて設定可能。
自宅事務所なら経費計上もでき、税務面でのメリットも期待できます。
利用者支援に加え、人材管理や契約業務など経営全般を担う必要があり、精神的負担は増します。
開業初期は赤字の可能性も。営業や利用者確保に苦戦すれば生活資金が不足するリスクがあります。
介護保険制度や福祉関連法規を理解し、申請・報酬請求などの事務手続きを正確にこなす必要があります。
ICT機器を活用して効率化
介護ソフトやe-FAXで在宅ワーク環境を整え、無駄な出勤を減らす。
時間の価値を最大化
家族との時間や自己投資の時間を増やせる環境は、お金以上の価値があります。
借金は「時間を買う」ための手段
金融機関からの借入を活用し、開業準備や効率化の投資を早期に実行。
専門家に任せる
法人登記や社会保険、税務手続きは士業に依頼し、自分は営業や指定申請に集中。
質の高いテンプレートを活用
運営規定やマニュアルは既存の優良コンテンツを活用して時短。
ケアマネジャーの独立は決して簡単ではありません。
しかし、「お金」と「時間」を自分の裁量で使える自由は何ものにも代えがたい魅力です。
理想の支援を追求し、経営者としての責任を引き受ける覚悟があるなら、独立はあなたのキャリアを大きく飛躍させる選択肢になるでしょう。