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令和8年3月2日、指定居宅介護支援事業所イデア事務所内にて、
**「個人情報保護に関する勉強会(生成AI活用に伴う情報漏洩リスクと対策)」**
を開催しました。
近年、ケアマネジャー業務においてもAIの活用が広がりつつあります。
業務効率化という大きな可能性がある一方で、私たちが扱うのは極めて重要な個人情報です。
今回の勉強会では、
「便利さ」と「責任」の両立をテーマに、全職員で改めて確認を行いました。
居宅介護支援業務では、
アセスメント
支援経過記録
担当者会議録
ケアプラン作成
など、多くの文章作成業務があります。
AIを活用すれば、これらの作業時間を短縮し、
その分を利用者様との対面支援に充てることができる可能性があります。
しかし同時に、
氏名
住所
病名
連絡先
といった機密性の高い情報を扱う私たちにとって、
情報管理の甘さは絶対に許されません。
だからこそ今回、改めて「安全な活用方法」を学びました。
勉強会では、以下のリスクを共有しました。
利用者様の実名や詳細住所をそのまま入力してしまうこと。
過去には他者の履歴が表示された事例も報告されています。
ID・パスワード流出による不正利用。
法人の管理外で個人的に使用してしまうこと。
AIが事実と異なる内容をもっともらしく生成してしまう現象。
特に制度や報酬算定に関する誤情報は重大な問題につながるため、
慎重な確認が必要です。
私たちは次の3原則を徹底することを確認しました。
氏名 → 「A様」
住所 → 「県内在住」
病名 → 「慢性疾患」
電話番号 → 削除
最終判断は必ずケアマネジャーが行います。
AIの文章をそのまま提出しない。
必ず人の目で確認する。
「モデル改善のためのデータ利用」をオフにする設定手順を全員で確認しました。
(設定 → Data controls → Improve the model for everyone をオフ)
小さな設定変更ですが、
リスク管理の第一歩です。
NotebookLMで情報整理
人間が匿名化(ぼかし処理)
ChatGPTで文章整形
この流れを標準化することで、
安全性と効率性の両立を図ります。
「AI活用は今後必須になる」
「匿名化の重要性を改めて実感した」
「ハルシネーションが一番怖い」
「まだ使っていないが、今後学んでいきたい」
習熟度には差がありますが、
全員が前向きに取り組む姿勢を共有できました。
現在、法人プラン(有料版)への移行を行っています。
定期的な勉強会の継続
個人情報保護の徹底
そして何より、
AIの最終責任は、常にケアマネジャーにある。
この原則を忘れません。
AIは、私たちの仕事を奪うものではなく、
支援の質を高めるための道具です。
業務を効率化し、
利用者様と向き合う時間を増やす。
そのためにも、
個人情報保護を最優先に、安全な活用を続けてまいります。
今後も指定居宅介護支援事業所イデアでは、
安心・安全な事業運営に努めてまいります。